審査会に黒塗り資料示した鹿児島県警――本部長ら2人、定例会見で直接言及せず 「適切に対応」繰り返す
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鹿児島県警への情報開示請求を巡る審査で、県警が県の審査会に資料の一部を黒塗りにした問題について、安達裕也警務部長は28日の定例会見で「個別内容の回答は控える」とした上で、「引き続き審査会に真摯に対応する」と述べるにとどめた。県の条例は、審査会が必要と認めた資料提示の要求は拒めないと定める。審査会は、答申書の中で「甚だ遺憾」と意見していた。
岩瀬聡本部長も問題には直接言及せず、一般論として「(審査には)法律条例に基づいて、適切に対応している」と述べた。
答申書によると、県警は2025年1月、開示請求を受けた「捜索差押許可状」について不開示と決定。請求者は不服として県公安委へ審査を求め、県公安委は2月、審査会に諮問した。審査会は県公安委に資料提出を求めたが、一部黒塗りで示された。
県公安委は許可状が別事件の公判に関連し、公判前の公開を禁じる刑事訴訟法を踏まえたなどと回答していた。審査会は意見を付けた上で、県警の不開示自体は「妥当」と判断した。