鹿児島県 子育て中のカラスが威嚇 名瀬平田町 散歩、通学・通勤でご注意!
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奄美市名瀬平田町の市道で4月26日頃から、繁殖期のカラスが通行者を威嚇する事例が確認されている。車両や自転車を襲っている様子も目撃され、市や近隣住民が注意を呼び掛けている。市環境対策課などによると、カラスの繁殖期は3月下旬から7月中旬で、営巣も同時期頃に集中。特にヒナを育てる4~6月、巣の近くを通る人などへの威嚇や攻撃が多くなり、数年前から同時期に10件ほどの問い合わせがあるという。
旧国道58号の市道平田・朝戸線では、通勤や通学、散歩などの利用者がいると、つがいのカラスが飛来し、電柱上部で周囲を警戒。住民らによると、昨年頃から、特に巣があると思われる林側を通る人や自転車に対して、後頭部を目掛けて飛来するケースがあったという。
付近には住民が注意を促す看板を設置。同市名瀬平田町の保枝さつきさん(53)は「朝、自転車で通った際、背後から脚で頭を二度蹴られ、葉っぱを落とすなどの威嚇行為も繰り返している。(繁殖期での威嚇は)市中では珍しいのでは」と話した。
鳥獣保護管理法ではカラスなど全ての野生鳥獣は許可なく捕獲や殺傷、巣を撤去することは原則禁止。同課は対策として、①カラスが集まるような場所に近づかない(迂回(うかい))②やむを得ず通る場合は、後頭部をツバの長い帽子やカバン、傘などで守る③カラスに背を向けない―の3点を呼び掛けている。