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「離島を支えるパイロットに」奄美市出身の副操縦士 初フライトは地元奄美大島
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「離島を支えるパイロットに」奄美市出身の副操縦士 初フライトは地元奄美大島

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 鹿児島大学と航空会社が連携しプロのパイロットを育成する「SKYCAMP」。その1期生が初めてのフライトを迎えました。

 20日、鹿児島空港にやってきたのは立山 陸さん26歳です。5月、日本エアコミューターの副操縦士になったばかりで、20日初めてのフライトを迎えます。鹿児島大学出身の立山さん。鹿児島大学と航空会社が連携しプロのパイロットを育成する「SKYCAMP」の1期生です。「SKYCAMP」とは、パイロットや航空業界に興味を持つ学生のためのインターンシップで、鹿児島大学と日本航空、日本エアコミューターが連携し、2021年から始まったもの。立山さんは約5年に及ぶ訓練を経て無事に副操縦士へと昇格しました。

 奄美市出身の立山さん。初フライトは地元奄美と鹿児島の往復便です。コックピットで、入念に出発準備を行いいよいよ初フライトを迎えます。訓練から立山さんを見守ってきた先輩パイロットは。

(日本エアコミューター・廣枝 丈人機長)
「優秀な成績でここまで来ているので、落ち着いてやってもらえれば一人前の仕事ができる」

 先輩に見守られる中いよいよテイクオフです。鹿児島と奄美の往復で、合計72人の客を乗せた初めての飛行。立山さんは副操縦士として機長と協力しながら、無事、初めてのフライトを完了しました。飛行時間は往復で約2時間。立山さんは、安堵の表情で鹿児島空港に降り立ちました。

(日本エアコミューター立山 陸副操縦士)
「初めてのフライトとして、安全に1往復できて、ほっとしています。自分が今までフェンスの外から見ていた飛行機に乗っていくことができて感慨深い」

 今回の初フライトにはこれまで立山さんの支えとなってきた大切な人も同乗していました。父・淳二さんと母・多恵子さんです。

(父・淳二さん)
「よく頑張ってきたなと思う。大変な時期もあったが同期の仲間やみなさんに支えられてここまで来れたと思う」

 機内ではサプライズも…。立山さんから両親に向けた感謝の手紙が送られたといいます。

(母・多恵子さん)
「嬉しさのほうが大きくて。喜びですね。夢が1つかなって、巣立っていくんだなという気持ちがありました」

(立山 陸副操縦士)
「離島を支えるパイロットとして安全運航に、ひたむきに1便1便取り組んでいきたい」

 鹿児島空港と離島とを結ぶパイロットとして巣立った立山さん。約6年かけて機長を目指していくということです。