台風6号、奄美群島縦断 各地で住家被害や農作物被害
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台風6号は1日から2日にかけ、鹿児島県奄美群島を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら北東へ進んだ。奄美地方南部には2日午前2時ごろ、北部には午前6時ごろ最接近した。瀬戸内町古仁屋で1日午後11時39分に最大瞬間風速35・2メートル、奄美市笠利町で2日午前4時8分に31・9メートルを観測し、6月の観測史上1位を更新した。各自治体によると、各地で建物や農作物などに被害が発生した。2日午後5時までに人的被害の報告はない。暴風域は2日午前9時ごろになくなり、奄美地方は3日未明に風速15メートル以上の強風域を抜ける見通し。奄美群島の各自治体のまとめによると、12市町村で最大249人が避難所に身を寄せた。2日午後5時までに全域で避難指示や高齢者等避難が解除され、すべての自治体で住民の帰宅を確認し避難所を閉鎖した。
天城町では2日午前7時20分までの24時間降水量が209・5ミリに達し、6月の観測史上1位を更新。住家の一部損壊3件と、落石や土砂崩れ、倒木が報告されている。伊仙町では住家一部損壊8棟、倉庫全壊1棟、牛舎など一部損壊22棟を確認。龍郷町でも住家の半壊1棟、一部損壊24棟が報告されている。各自治体は引き続き被害状況を調査しており、今後、被害が増える可能性がある。
台風は2日午後4時現在、種子島の北約30キロにあり、時速35キロで北東へ進んでいる。中心気圧は980ヘクトパスカル。最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心の南東側500キロ以内と北西側440キロ以内が強風域に入っている。