鹿児島県伊仙町の突風「竜巻の可能性高い」――最大瞬間風速推定50メートル
📰 全文
伊仙町で7日早朝に発生した突風について、現地調査した鹿児島地方気象台と名瀬測候所は9日、「竜巻の可能性が高い」と発表した。最大瞬間風速は約50メートル(推定)で、風の強さを示す改良藤田スケールでは6段階で下から2番目のJEF1に当たる。測候所によると、当時は竜巻を発生させる活発な積乱雲が通過中だった。被害区域が局地的で、風が渦巻き状に吹いたと見られる痕跡などから竜巻と推定。有力な目撃情報がなかったため断定には至らなかった。
町によると、被害は同町伊仙の「ほーらい館」近くに集中。住家27棟、倉庫・牛舎21棟が一部損壊し、15カ所で倒木があった。けが人はいなかった。
気象台によると、九州南部・奄美地方では9日から10日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達する恐れがあり、竜巻や落雷への注意を呼びかけている。