鹿児島県内交通機関が値上げの春 4月1日からタクシー初乗り700円→770円 JR九州バス、フェリー屋久島2も平均1割程度
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鹿児島県内の一部公共交通機関は4月1日から運賃を値上げする。奄美地域を除く県内全域のタクシーは、普通車初乗りの上限が1.3キロまで70円アップの770円。JR九州バスの北薩線(鹿児島-宮之城・郡山)や折田汽船の「フェリー屋久島2」(鹿児島-屋久島)も平均で1割程度上がる。タクシー値上げは2023年8月以来。走行距離に応じた加算運賃も変更する。現行では、主に県本土が160メートルごとに50円、種子・屋久が261メートルごとに80円だった。今回から両地域は統合され、145メートルごとに50円となる。
JR九州バスの北薩線は初乗り200円を据え置く。主な区間では鹿児島中央駅-伊敷町は210円から220円、鹿児島中央駅-宮之城は1350円から1490円となる。通勤通学定期券も改定後にあわせ値上げする。
「屋久島2」は片道で、大人6500円(500円増)、小学生3200円(200円増)。乗用車(4メートル以上5メートル未満)は、2万9500円(3000円増)となる。
九州運輸局によると、24年度の九州の路線バス、タクシー、主要離島航路船の利用者は10年前に比べて、それぞれ25%、40%、13%減少。加えて、近年は燃料費や人件費などが上昇し、収支は悪化している。
野元雅幸鹿児島運輸支局長は「交通事業者を取り巻く環境は厳しく、事業者は値上げせざるを得ない状況。利用者にも事情をご理解いただきたい」と話した。