カゴミル 鹿児島の今のニュースを、まとめて。

← 一覧
暑さ対策で2週間前倒し、ご神幸行列は夕刻から…400年続く鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」 力水浴びて「ソイヤ、ソイヤ」、2500人が練り歩く
イベント 南日本新聞 👁 5

暑さ対策で2週間前倒し、ご神幸行列は夕刻から…400年続く鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」 力水浴びて「ソイヤ、ソイヤ」、2500人が練り歩く

📰 全文
 鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」本祭が5日、鹿児島市の天文館一帯であった。悪疫退散や商売繁盛を願う伝統行事で400年以上前から続く。今年は、近年続く酷暑の影響で例年より2週間前倒ししての開催。約2500人のご神幸行列が電車通りなどを練り歩き、威勢のいいかけ声が繁華街に響いた。

 これまで日中だったご神幸行列は、涼しくなり始めた午後5時半にアイムビル前を出発した。長さ約10メートルの傘鉾(かさほこ)や8基の大人みこしなどが約2.5キロ進んだ。担ぎ手らは力水を浴びると気持ちよさそうな表情を見せた。「ソイヤ、ソイヤ」の掛け声に見物客らも手拍子で応え、会場は一体となって盛り上がった。

 二番みこしを担いだ薩摩川内市の会社員、長沼康太さん(30)は2回目の参加。「祭りの雰囲気が好き。去年は暑かったが、風もありちょうどいい。みんなの笑顔が見られて楽しい」と声を弾ませた。華やかな衣装をまとった子どもたちが乗る稚児花籠も観客を魅了した。鹿児島市伊敷台7丁目の阿久根偲愛(しいあ)ちゃん(3)は「ゆらゆら揺られて楽しい」と沿道に手を振っていた。

 担ぎ手に負けじと大きな声で声援を送った同市松原町の会社員、尾形亮次さん(48)は「昼も好きだったが、夜は祭り感がより増していい。いつかみこしを担ぎたい」と笑顔を見せた。