9点差で再登板 最後に「エースの意地」見せた 奄美の福永好生投手
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(第108回全国高校野球選手権鹿児島大会1回戦 奄美0―9出水中央)六回裏2死一塁。奄美のエース福永好生(こうせい)(3年)が、再びマウンドに上がった。打席にはシード校・出水中央の4番打者。9点差をつけられ、1点取られるとコールド負けの場面。プレッシャーの中、力を込めた直球で打ち取り、ベンチから拍手で迎えられた。
1年生の秋から「背番号1」を任された。「エースにふさわしい投球がしたい」。球速を上げるため、下半身の強化に努めた。走り込みに付き合ってくれたのが、同じ3年生のチームメート。最後の夏までに球速は10キロアップした。自信をつけて大会に臨んだ。
相手打線に対し、捕手の川村大雅(2年)とは「得意の変化球で押していこう」と決めていた。調子も悪くなかったが、相手が上だった。甘い球は、はじき返された。守りのミスも絡んで序盤からリードを奪われ、五回からはマウンドを譲り、遊撃手に回った。
1勝には届かなかったが、六回裏の再登板で最後の「エースの意地」を見せた福永。「最後まで諦めない姿勢は勉強になった。感謝しかない」と川村がたたえた。福永はさっぱりした表情で球場を後にした。卒業したら島を離れ、大阪で建築関係の仕事につく予定という。「負けたのは悔しいけど試合はすごく楽しめました」(井潟克弘)
(第108回全国高校野球選手権鹿児島大会1回戦 奄美0―9出水中央)
六回裏2死一塁。奄美のエース福永好生(こうせい)(3年)が、再びマウンドに上がった。打席にはシード校・出水中央の4番打者。9点差をつけられ、1点取られるとコールド負けの場面。プレッシャーの中、力を込めた直球で打ち取り、ベンチから拍手で迎えられた。
1年生の秋から「背番号1」を任された。「エースにふさわしい投球がしたい」。球速を上げるため、下半身の強化に努めた。走り込みに付き合ってくれたのが、同じ3年生のチームメート。最後の夏までに球速は10キロアップした。自信をつけて大会に臨んだ。
相手打線に対し、捕手の川村大雅(2年)とは「得意の変化球で押していこう」と決めていた。調子も悪くなかったが、相手が上だった。甘い球は、はじき返された。守りのミスも絡んで序盤からリードを奪われ、五回からはマウンドを譲り、遊撃手に回った。
1勝には届かなかったが、六回裏の再登板で最後の「エースの意地」を見せた福永。「最後まで諦めない姿勢は勉強になった。感謝しかない」と川村がたたえた。福永はさっぱりした表情で球場を後にした。卒業したら島を離れ、大阪で建築関係の仕事につく予定という。「負けたのは悔しいけど試合はすごく楽しめました」(井潟克弘)