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「監督がめざす野球」体現、適時打左へ右へ 鹿児島城西の古田柊選手
スポーツ 朝日新聞 👁 4

「監督がめざす野球」体現、適時打左へ右へ 鹿児島城西の古田柊選手

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 (第108回全国高校野球選手権鹿児島大会準々決勝 鹿児島城西9―1国分中央=七回コールド)

 一回1死三塁。鹿児島城西の古田柊(3年)は「後輩がつないでくれた。しっかり先制しよう」と左打席に入った。

 マウンドには国分中央の浜辺千尋(2年)。横手や下手からの緩急をつけた投球で、3回戦で強豪の樟南打線を抑えていた。だが、自分たちも3回戦で同じタイプの好投手、れいめいの青山夢羽(ゆう)(3年)と対戦し、イメージができていた。

 「外寄りの球を反対方向へ」。その狙い通り、先制の適時打を左前に放った。さらに四回の好機でも、チームを勢いづける2点適時二塁打を右方向へ放った。

 道端俊輔監督は「うちは打撃のチーム。取った点数を全員で守り抜く考え」と話す。部員らも「城西は打のチーム」と口をそろえる。ただ、2回戦、3回戦ではその力を出しきれなかった。

 古田はもともと引っ張る打撃が得意だが、この夏に向けて逆方向に打つ練習を積み、「どちらでも打てるようになってきた」という。

 鹿児島城西の監督になって3年目、33歳の道端監督は「もうMVPですよね、今日の古田」とほめ、古田は「監督も自分たちも一緒に成長してきた。監督がめざす野球がこの夏になってできてきているのかなと感じている」と手応えを語る。

 準決勝は鹿児島実と対戦する。思い切りのいいプレーやポジティブな声かけ、ミスはみんなでカバー。古田は、そんな「いつも通りの城西らしい野球を貫きたい」と話した。(大村久)

 (第108回全国高校野球選手権鹿児島大会準々決勝 鹿児島城西9―1国分中央=七回コールド)

 一回1死三塁。鹿児島城西の古田柊(3年)は「後輩がつないでくれた。しっかり先制しよう」と左打席に入った。

 マウンドには国分中央の浜辺千尋(2年)。横手や下手からの緩急をつけた投球で、3回戦で強豪の樟南打線を抑えていた。だが、自分たちも3回戦で同じタイプの好投手、れいめいの青山夢羽(ゆう)(3年)と対戦し、イメージができていた。

 「外寄りの球を反対方向へ」。その狙い通り、先制の適時打を左前に放った。さらに四回の好機でも、チームを勢いづける2点適時二塁打を右方向へ放った。

 道端俊輔監督は「うちは打撃のチーム。取った点数を全員で守り抜く考え」と話す。部員らも「城西は打のチーム」と口をそろえる。ただ、2回戦、3回戦ではその力を出しきれなかった。

 古田はもともと引っ張る打撃が得意だが、この夏に向けて逆方向に打つ練習を積み、「どちらでも打てるようになってきた」という。

 鹿児島城西の監督になって3年目、33歳の道端監督は「もうMVPですよね、今日の古田」とほめ、古田は「監督も自分たちも一緒に成長してきた。監督がめざす野球がこの夏になってできてきているのかなと感じている」と手応えを語る。

 準決勝は鹿児島実と対戦する。思い切りのいいプレーやポジティブな声かけ、ミスはみんなでカバー。古田は、そんな「いつも通りの城西らしい野球を貫きたい」と話した。(大村久)