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ジンベイザメ泳ぎ回る 「浅瀬では珍しい」 加計呂麻・江仁屋離間 鹿児島県
総合 奄美新聞 👁 5

ジンベイザメ泳ぎ回る 「浅瀬では珍しい」 加計呂麻・江仁屋離間 鹿児島県

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 鹿児島県瀬戸内町加計呂麻島の実久(さねく)集落と江仁屋離(えにやばなれ)島間で、ジンベイザメが見られた。動画で撮影されたのを奄美海洋生物研究会の興克樹会長(55)が確認。興会長は「水深10㍍ぐらいの浅瀬での確認は珍しい」と語った。

 泳ぐ様子を撮影したのは同町在住の男性(39)。最初に見つけた同業者から連絡があり、シュノーケルツアーの案内中だった21日午後に撮影。男性は「大きさは4~5㍍ほど。ゆっくりと円を描くようにぐるぐると泳ぎ回っていた。大人しい雰囲気で、初めて見ただけにツアー客共々興奮した」と振り返った。男性によると22日朝までは確認されたものの、午後からは見失ったという。

 ジンベイザメは世界中の温帯から熱帯の沿岸及び外洋に生息する世界最大の魚類(サメの仲間)。日本近海には初夏から秋にかけて回遊するとされている。沿岸では2024年12月、奄美市名瀬大熊の大熊漁港内で、迷い込んだものが見つかっている。

 興会長によると、今月に入ってからは奄美大島の沖合(水深約90㍍付近)でマッコウクジラの調査の際、ジンベイザメを見たとの情報があるという。興会長は「同じ個体かどうかは分からない。もっと水深が深い所で生息するだけに浅瀬での確認は珍しい」とし、「動画を確認したが、傷がなくきれいな個体。ジンベイザメは水族館でも人気がある。平和的なイメージだけに、奄美で見られたことは明るい話題ではないか」と語った。