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親子で島の自然に触れる 世界遺産登録から5年 奄美・徳之島で記念イベント
観光・グルメ 南海日日新聞 👁 1

親子で島の自然に触れる 世界遺産登録から5年 奄美・徳之島で記念イベント

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 世界自然遺産への登録から5年を迎えた26日、鹿児島県の奄美大島と徳之島の各地で自然への理解を深める催しが行われた。奄美市住用町の各施設や徳之島町花徳の徳之島世界遺産センターでは体験型ワークショップや講座があり、大和村の奄美野生生物保護センターでも企画展示などを実施。夏休みの親子連れや観光客でにぎわった。

 同市住用町の奄美大島世界遺産センターでは、館内ツアーやカヌーガイドによるマングローブの生き物講座、ハブのキーホルダー制作体験が開かれた。

 館内ツアーでガイドを務めた同センター管理運営協議会の打和宏介さん(28)は、参加した15組の親子らに島の成り立ちや展示する剥製を示し、固有種が育まれた背景を説明。奄美大島が大陸から分離し、雨量の多い環境で肉食哺乳類が不在の中、ハブが生態系の頂点となり、独自の進化が進んでいったことなどを紹介した。

 ツアー後半は「川のいきもの」をテーマに個性豊かな魚たちの解説とキーホルダー作り。打和さんは「身近な場所で見つけた生き物が、島ではまだ観察記録のない貴重な標本となることもある」と話し、「登録から5年。世界遺産となって評価された島の自然や生き物たちを知ろうとする思いを大切にしてほしい。観察し、楽しみ、未来へ残す意識を育ててもらえたら」と呼び掛けた。参加した奄美市名瀬の児童は「ハブが人より大きいと知って驚いた」と笑顔を見せた。

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 徳之島町花徳にある徳之島世界遺産センターでもワークショップや展示、講演会などがあり、多くの来場者が各種イベントを通じて世界自然遺産登録5周年を喜んだ。

 「身近な葉っぱで遊ぼう!」と題した徳之島の植物の葉を使ったエコバッグ作りには約30人の親子が参加。天城町自然保護専門員の岡崎幹人さんが講師を務め、徳之島に自生するトベラ、シマグワ、イヌマキなど植物の種類や特性を紹介。その後、同センター周辺で採取した植物の葉に思い思いの色を塗り、無地のバッグに模様を付けて、世界に一つの作品を仕上げた。

 それぞれ子どもを連れて友人同士で参加した天城町の三寳琳音さん(24)、禎玲佳さん(31)、政直子さん(42)の3人は「普段葉っぱと触れ合うことがなくイベントは楽しかった」と感想。

 自然遺産登録5周年を迎えたことには「遺産登録までには地元の努力もあり、5周年はあっという間という印象」と話し、「今後も子どもが参加できる屋内のイベントが定期的にあるとうれしい」と語った。