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鹿児島・奄美地域の役人任命 古琉球期の国王朱印状、国の重文に
政治 朝日新聞 👁 2

鹿児島・奄美地域の役人任命 古琉球期の国王朱印状、国の重文に

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 国の文化審議会は26日、薩摩藩の侵攻(1609年)前に琉球から奄美地域の役人らを任命するために出した辞令書「琉球国王朱印状」(鹿児島県宇検村)を国の重要文化財(古文書)に指定するよう、文部科学相に答申した。指定されれば、県内の国の重文(古文書)は2件目になる。

 村教育委員会によると、朱印状は1554年から83年までの第二尚氏時代の5通で、村の個人宅で家宝として受け継がれていた。大島高校の郷土研究部が1967年に初めて存在を公表した。薩摩侵攻前の古琉球期のものでは、29通しか現存が確認されていないという。

 古琉球時代、奄美群島が琉球王国下にあったことを具体的に示しているとして、歴史上重要だと評価された。

 文化審はまた、さつま町で大正期に建てられた小牧醸造の石蔵と煉瓦(れんが)造煙突を国の有形文化財に登録するよう答申した。

 川内川河畔にある石蔵は溶結凝灰岩の組積造で、酒蔵の歴史的景観を伝えている。煙突は基部が1辺1.15メートルの方形で高さ8.76メートルの煉瓦造り。頂には蛇腹の装飾がめぐらされ、酒蔵のシンボルとして親しまれているという。(中島健)

 国の文化審議会は26日、薩摩藩の侵攻(1609年)前に琉球から奄美地域の役人らを任命するために出した辞令書「琉球国王朱印状」(鹿児島県宇検村)を国の重要文化財(古文書)に指定するよう、文部科学相に答申した。指定されれば、県内の国の重文(古文書)は2件目になる。

 村教育委員会によると、朱印状は1554年から83年までの第二尚氏時代の5通で、村の個人宅で家宝として受け継がれていた。大島高校の郷土研究部が1967年に初めて存在を公表した。薩摩侵攻前の古琉球期のものでは、29通しか現存が確認されていないという。

 古琉球時代、奄美群島が琉球王国下にあったことを具体的に示しているとして、歴史上重要だと評価された。

 文化審はまた、さつま町で大正期に建てられた小牧醸造の石蔵と煉瓦(れんが)造煙突を国の有形文化財に登録するよう答申した。

 川内川河畔にある石蔵は溶結凝灰岩の組積造で、酒蔵の歴史的景観を伝えている。煙突は基部が1辺1.15メートルの方形で高さ8.76メートルの煉瓦造り。頂には蛇腹の装飾がめぐらされ、酒蔵のシンボルとして親しまれているという。(中島健)