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7月降雨、1割満たず サトウキビの「ロール現象」発生 沖永良部で渇水対策会議 鹿児島県
自然・火山 奄美新聞 👁 5

7月降雨、1割満たず サトウキビの「ロール現象」発生 沖永良部で渇水対策会議 鹿児島県

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 【鹿児島県・沖永良部】沖永良部地域農業用水渇水対策連絡調整会議が4日、知名町の地下ダム中央管理所会議室であった。沖永良部与論地区の18機関から20人が参加し、各地域の渇水状況と対策を確認した。

 7月1日に奄美地方が梅雨明けして以降、沖永良部地域については7月の降雨が例年の1割に満たない状況となっている。

 沖永良部事務所農村整備課によると、先月31日現在、ため池や貯水池など農業用水の貯水率は沖永良部地下ダムが94・8%、和泊町84%、知名町70・8%、与論町83%と報告。サトウキビについては、水分蒸発を抑えるために葉が内側に巻く「ロール現象」や畑の地割れなどが生じているという。

 各機関による対応状況について説明があり、農家へのかん水の呼びかけやトラックタンカーを使った散水などを行っているとした。

 質疑では「高齢農家の中には、移動式のスプリンクラーを設置できない人がいる」「トラックタンカーは、予約申し込みから散水まで1週間ほどかかる。雨が降らない状況が続いた場合、民間業者の車両を借りる必要がある」などの意見のほか、接近中の台風13号の降雨に期待する声もあった。

 沖永良部事務所の美坂公治所長は「台風対策を万全にしながら、積極的な水利用を農家に呼びかけ干ばつにも備えてほしい。今後も関係機関と現状の把握や情報共有を密に行っていく」と述べた。