徳之島初の三味線合宿 島唄キッズが唄の背景や先達の思いを学ぶ
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徳之島町亀津にあるミュージックワイド音楽教室に通う11人の子どもたちとその保護者が、8月1日・2日の2日間、徳之島初となる島唄合宿を天城町で行った。島唄の伝統と歴史の深い理解、共同生活による親睦に加え、島唄の技能とモチベーション向上を目指して小学1年生~中学3年生の子どもたちが地域の大人から学ぶ貴重な体験を共有した。(奄美群島南三島経済新聞)合同演奏で始まった1日目は、それぞれの普段の練習方法を発表し、それぞれの個性や努力の跡に笑いや感心が広がった。次に「鷺節」というタニシと鷺が登場する徳之島由来の唄を、ミュージックワイド徳之島を主宰する指宿邦彦さんと桃子さんが、紙芝居仕立てにして子どもたちへ伝えた。絵で表現することで歌詞も唄もよりイメージできることを狙ったという。続いて、中島清彦さんから、徳之島に伝わる婚礼唄、新築祝い唄、仕事唄など場面によって使い分けられてきた歌の歌詞について教わり、実際の島唄披露の中で熱心にメモを取る子どもたちの姿があった。
午後は花徳(けどく)集落から富田保子さんらが講師となって、「花徳の餅たぼれ」の踊りを教え、子どもと保護者が輪になって踊り汗をかいた。昔から伝わる手遊(すさ)び歌を車座になって教えてもらい、ピッチが速くなる中でペットボトルと両手を使って隣の人とぶつからないように手を動かす中で歓声が上がった。
さらに、学芸員で伊仙町役場職員の松岡由紀さんによる「江戸時代に起きた犬田布騒動と島唄」の講義があり、薩摩藩政時代に伊仙町犬田布を舞台に起こった農民一揆に至る時代背景、薩摩藩と島々の関係、黒糖地獄と呼ばれた圧政とその苦しみから生まれた「犬田布節」の歌詞、それが奄美大島へ伝わってどのような変化を遂げたかなどを紹介し、再度、中島さんが登壇して歌の違いを表現した。
その後は、天城町与名間(よなま)のバンガローへ移動し、子どもたちが主体的にご飯を炊き、野菜を切り、徳之島の夕日をバックに夕食を共にした。夜はスイカ割り、花火に興じるなど、夜の海をバックに遅くまで島唄の音色が響いていた。
主宰者の指宿桃子さんは「唄を歌えるようになることだけではなく、その唄がどんな土地から生まれ、どんな暮らしの中で歌われ、どんな人たちの手を渡って今ここにあるのかを知ってもらいたかった。来年は、『ほかの島や教室の子どもたちともシマ唄を通して交流できたら』と夢が膨らむ」と話す。
徳之島町亀津にあるミュージックワイド音楽教室に通う11人の子どもたちとその保護者が、8月1日・2日の2日間、徳之島初となる島唄合宿を天城町で行った。島唄の伝統と歴史の深い理解、共同生活による親睦に加え、島唄の技能とモチベーション向上を目指して小学1年生~中学3年生の子どもたちが地域の大人から学ぶ貴重な体験を共有した。(奄美群島南三島経済新聞)
合同演奏で始まった1日目は、それぞれの普段の練習方法を発表し、それぞれの個性や努力の跡に笑いや感心が広がった。次に「鷺節」というタニシと鷺が登場する徳之島由来の唄を、ミュージックワイド徳之島を主宰する指宿邦彦さんと桃子さんが、紙芝居仕立てにして子どもたちへ伝えた。絵で表現することで歌詞も唄もよりイメージできることを狙ったという。続いて、中島清彦さんから、徳之島に伝わる婚礼唄、新築祝い唄、仕事唄など場面によって使い分けられてきた歌の歌詞について教わり、実際の島唄披露の中で熱心にメモを取る子どもたちの姿があった。
午後は花徳(けどく)集落から富田保子さんらが講師となって、「花徳の餅たぼれ」の踊りを教え、子どもと保護者が輪になって踊り汗をかいた。昔から伝わる手遊(すさ)び歌を車座になって教えてもらい、ピッチが速くなる中でペットボトルと両手を使って隣の人とぶつからないように手を動かす中で歓声が上がった。
さらに、学芸員で伊仙町役場職員の松岡由紀さんによる「江戸時代に起きた犬田布騒動と島唄」の講義があり、薩摩藩政時代に伊仙町犬田布を舞台に起こった農民一揆に至る時代背景、薩摩藩と島々の関係、黒糖地獄と呼ばれた圧政とその苦しみから生まれた「犬田布節」の歌詞、それが奄美大島へ伝わってどのような変化を遂げたかなどを紹介し、再度、中島さんが登壇して歌の違いを表現した。
その後は、天城町与名間(よなま)のバンガローへ移動し、子どもたちが主体的にご飯を炊き、野菜を切り、徳之島の夕日をバックに夕食を共にした。夜はスイカ割り、花火に興じるなど、夜の海をバックに遅くまで島唄の音色が響いていた。
主宰者の指宿桃子さんは「唄を歌えるようになることだけではなく、その唄がどんな土地から生まれ、どんな暮らしの中で歌われ、どんな人たちの手を渡って今ここにあるのかを知ってもらいたかった。来年は、『ほかの島や教室の子どもたちともシマ唄を通して交流できたら』と夢が膨らむ」と話す。