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観光・グルメ 読売新聞オンライン 👁 1

鹿児島から福岡に向かうトラック、九州道寸断で4時間が6~7時間に延び日帰り往復困難…物流網混乱で商品不足

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 熊本県で最大震度7を観測した令和8年熊本地震から、4日で1週間が経過した。九州を南北に貫く二つの大動脈・九州自動車道と九州新幹線は一部区間の寸断が続き、鹿児島県内でも物流網の混乱による商品不足や宿泊のキャンセルなどの影響が出ている。(渡部優斗、中川清香)

 4日、鹿児島市の「Aコープいしき店」では、熊本県から取り寄せている豆腐や納豆など一部の商品の欠品を知らせる貼り紙が掲示され、空になった商品棚も目立った。

 担当者は「熊本に拠点がある会社の一部の商品で欠品や遅延が発生している。別のメーカーの商品を増やすなどして対応している」と語った。

 県内で256店舗を展開する南九州ファミリーマートでも、熊本県に工場を置くメーカーのパンの納品が遅れているという。

 物流事業者は九州北部への輸送のルートの変更を余儀なくされている。

 830社が加盟する県トラック協会(鹿児島市)の鳥部敏雄会長によると、福岡県に向けては不通区間を避けて一般道を使うか、東九州道を使って宮崎回りで輸送しており、通常4時間程度の所要時間が6~7時間に延びた。運転手の労働時間規制もあり、日帰りでの往復は難しくなった。鳥部会長は「運転手不足に加え、運行回数まで減っている。早く復旧してもらいたい」と話す。

 夏休みシーズンのかき入れ時を迎えた観光業でも打撃となっている。鹿児島サンロイヤルホテル(鹿児島市)では、地震発生以降、個人旅行客を中心に約700人分の宿泊がキャンセルとなった。福岡県からのキャンセルが多いといい、三月田淳総支配人は「交通手段が限られている影響だろう。損失は大きい」と頭を抱える。一方で、修学旅行の行き先を熊本から鹿児島市内に変更する動きもあり、学校側の予算に合わせて柔軟に対応するとしている。

 ホテル京セラ(霧島市)でも、地震から1週間で約300人が宿泊を取りやめたという。