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鹿児島県 強い勢力で奄美直撃 台風13号が最接近 群島各地で住家被害や停電 8日、暴風や土砂災害警戒を
自然・火山 奄美新聞 👁 5

鹿児島県 強い勢力で奄美直撃 台風13号が最接近 群島各地で住家被害や停電 8日、暴風や土砂災害警戒を

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 大型の台風13号は7日、強い勢力で奄美地方に最接近、奄美群島全域を直撃した。与論島では最大瞬間風速42・2㍍の猛烈な風を観測するなど各地で強風が吹き、住家損壊や倒木、農作物の被害のほか、停電も相次いだ。台風は同日午後3時現在、沖縄県名護市付近にあり、奄美地方を暴風域に巻き込みながら時速25㌔の速さで西に進んでいる。8日夕方にかけては、最大瞬間風速50㍍以上の猛烈な風が吹く見通し。名瀬測候所は、暴風、うねりを伴う高波、土砂災害などへの厳重な警戒を呼び掛けている。

 台風13号は7日、奄美地方に最接近し、「強い」から「非常に強い」に勢力を増しながら西寄りに進んだ。奄美群島全12市町村では暴風・波浪警報が出され、大和村ではレベル4の大雨・土砂災害危険警報なども発表された。各自治体では、レベル4の避難指示(9市町村)などが発令され、安全確保が呼び掛けられた。

 気象庁によると同日午後3時現在、与論島では最大瞬間風速42・2㍍(午前10時25分)の月極値を記録した。奄美市笠利38・1㍍(同8時23分)、和泊町32・9㍍(同9時33分)などを観測。5日午後4時から7日午後5時までの降水量(アメダス速報値)は、奄美市名瀬で351・5㍉、瀬戸内町古仁屋で209・5㍉、喜界島201・5㍉などに達した。

 九州電力送配電鹿児島支社などによると7日午後4時現在、奄美群島の2万6730戸で停電が発生している。宇検村で100%、大和村で99・9%、喜界町で94・1%などの世帯が停電。今も復旧が続いている。

 台風は今後、8日に久米島近海を通って東シナ海に抜け、10日頃には中国華中に進むとみられる。暴風域は南部が8日夕方、北部は同日昼前、強風域は南部・北部ともに9日午後頃に抜けるとみられる。

 8日に予想される波の高さは南部・北部ともに8㍍。最大風速(最大瞬間風速)は、北部25㍍(35㍍)、南部30㍍(45㍍)。同日午後6時までに予想される24時間の降水量は、南部・北部ともに180㍉を見込む。

 奄美群島では、この台風の影響で交通機関が乱れた。群島を発着する海・空の便は全てが欠航。しまバスをはじめとする各路線バスは終日運休した。JALグループは8日、奄美群島を発着する計45便の欠航を発表。ピーチは全便、スカイマークは午前中の便を欠航する。路線バスは、各社台風の状況をみながら順次再開する予定だという。

 台風13号は7日午後3時現在、中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45㍍で最大瞬間風速は60㍍。北東側330㌔、南西側185㌔以内が風速25㍍以上の暴風域、北東側650㌔、南西側560㌔以内が強風域となっている。8日は奄美地方を暴・強風域に巻き込みながら、非常に強い勢力で久米島の海上を進むとみられる。