ざぼん80周年、感謝祭に行列途切れず 特別価格で通常日4倍の8000杯 「鹿児島県民に愛されている」と感謝
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4月で創業80年を迎えたざぼんラーメンは15日、ラーメンを特別価格で提供する感謝祭を県内7店舗で開いた。県民のソウルフードとして定着した味を求め、行列は開店前から途切れず、運営する「ざぼん」(鹿児島市)は「県民に愛されてきた歴史を物語る光景」と感動していた。通常980円のラーメンを600円で提供。本店の与次郎店(同市)は、開店の午前11時前から車が列を作り、急きょ20分早く店を開けて対応した。全7店舗がスタッフ総動員で臨み、通常日の4倍以上となる8000杯を1日で売り上げた。
ざぼんラーメンは1946年4月に天文館食堂として創業、75年にざぼんラーメン1号店を出店した。2024年6月に「味千ラーメン」を手がける重光産業(熊本県菊陽町)と経営統合した後も味と屋号を守り続けてきた。
来店客からは「変わらぬ味を楽しめてうれしい」などとの声があったという。一方で、十分仕込んでいたものの予想以上の客足に一部店舗ではスープ切れも。宮崎貴久社長は「ご迷惑をおかけして申し訳ない。100年企業を目指し、伝統を守りつつ進化し続けたい」と話した。