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大学生が博物館実習 市教諭のパワーアップ研修も 奄美博物館
総合 南海日日新聞 👁 6

大学生が博物館実習 市教諭のパワーアップ研修も 奄美博物館

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 鹿児島県奄美市名瀬の市立奄美博物館は10~21日の日程で、学芸員の資格取得を目指す学生を対象とした博物館実習を行っている。実習生として大学生2人が参加し、研修やフィールドワークなどを通して奄美の自然や歴史、文化に理解を深めている。18、19の両日は市教諭1人のパワーアップ研修もあった。

 実習は博物館学芸員の養成教育の一環として、同館が2006年から毎年実施している。全国の大学生が約2週間、▽資料保存業務▽展示業務▽教育普及業務-などの研修プログラムを通して学芸員の資格に必要な単位を取得する。

 今回参加しているのは伊津部小の卒業生で琉球大学国際地域創造学部4年の岩崎小桃さん(21)と、大阪府在住の追手門学院大学文学部3年の髙畑閃(きら)さん(20)。パワーアップ研修で宇宿小学校の作井由希乃教諭(34)も参加している。

 大学生2人は同館所蔵資料の整理、デジタル化に向けた入力作業などを体験したほか、保育園での出前授業や奄美景観遺産会議に参加、地元の高校生とガイドを伴う金作原国有林の散策などを行った。

 実習に参加した岩崎さんは「奄美景観遺産会議で地元の高校生が奄美らしい写真を持ち寄って自発的に意見している姿が印象的だった。実習で見聞きした奄美の良さをきょうだいや友達など身近なところから広げていきたい」と笑顔を見せた。

 歴史を専門に学んでいるという髙畑さんは「実習先の候補を探していて、面白そうだったため奄美博物館を希望した。奄美大島が琉球と薩摩の文化が融合している文化を持つとは知らなかったので、実習の中で驚かされた」と話した。

 小学校で幅広い科目を担当している作井教諭は「資料整理の現場を見てこんなにも多くの動植物が身近に存在することに驚かされた。何気なく見過ごしてしまっている生き物がたくさんいることを伝えられるように子どもたちと向き合っていきたい」と述べた。