特攻指揮した司令部壕跡、鹿児島・鹿屋市に保存活用を要請 市民団体
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太平洋戦争末期に特攻作戦の指揮に使われた鹿児島県鹿屋市の旧海軍第五航空艦隊司令部壕(ごう)跡について、市民ら有志でつくる団体が8月4日、市に保存活用を要請した。署名も集めているという。司令部壕は総延長が700メートルを超え、作戦電話室や暗号室などがあった。ここから、特攻の出撃命令も出された。
要請書を提出した「第五航空艦隊司令部壕を戦争遺跡として保存する会」の迫睦子会長は、「沖縄戦の指揮の中核になった地下壕のうち、鹿屋だけが保存されていない」と指摘。「本当に戦争が起きたことを感じ取れる遺構。重要な基地があったのに、いま保存に動かないと手遅れになる」と話している。(中島健)