介護施設が採用ガイダンス 学生と対話、業務や待遇説明 奄美大島
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鹿児島県老人福祉施設協議会大島支部(重枝祐介会長)が主催する「介護職場採用ガイダンス」が11日、奄美市名瀬のアマホームPLAZAで開かれた。奄美大島内の特別養護老人ホームなど6施設とハローワーク名瀬が参加。奄美看護福祉専門学校こども・かいご福祉学科の学生25人が来場し、個別ブースで業務内容や待遇、企業理念などの説明を受けた。同学科は今年度から新規募集を停止しており、参加事業所からは「10、20年後にかなりのダメージになるのでは」と人材確保に懸念を示す声もあった。ガイダンスは働き手不足を背景に2023年に始まり、4回目。学生は質問を交えながら、働く上で重視する点や自身の希望を確認していた。
参加した同学科2年の学生2人は、職場の雰囲気や人間関係を重視したいという。「学校の勉強だけでは分からない施設の雰囲気を知ることができた」「将来を考える時間が限られる中、こうした機会はありがたい」などと話した。
龍郷町の社会福祉法人「竜泉会」の重枝一馬法人本部長は「福祉を通じて街づくり、人づくりにも取り組んでいることを知ってほしい。島内には多様な事業所があり、一つの職場や分野が合わなくても、選択肢は多いことを伝えたい」と述べた。
ハローワーク名瀬によると、介護・福祉分野の求人数と求職者数は前年とおおむね同水準。求職者側は居住地と勤務地の距離や交通手段を重視する傾向があるという。高齢者介護と障がい者支援では技能が異なり、未経験を理由に応募をためらう例もあるとした。事業者側は資格保有や即戦力、夜勤対応を求める一方、参加者数を理由に介護職員初任者研修や実務者研修が開催されないケースがあり、経験を積む機会やキャリアアップ環境が整わないことも課題として「事業所側の努力も必要」と指摘した。