殺人事件の断定までなぜ1カ月も?「病死である可能性」「組織検査で窒息」元科捜研が見解 鹿児島飲食店女性経営者殺害事件
📰 全文
鹿児島県鹿屋市で飲食店を営む大隅さつきさんが、自宅において遺体で発見されたのは7月28日のことだった。当初は死因不詳として扱われていたが、遺体発見からおよそ1カ月が経った8月24日、警察は死因を窒息死と発表し、本件を殺人事件と断定した。事件当時、誰かが訪れたのか、もしくは侵入したのか、それともすでに何者かが家にいたのか。警察は大隅さんの自宅を殺害現場とみている。死亡推定時刻は7月28日の未明から早朝。司法解剖の結果、死因は窒息死だった。県警は「防犯カメラなどの捜査で他殺を裏付けるものがあった。被害者の出入りだけではない第三者の出入りを確認している」という。
ではなぜ、遺体発見から殺人と断定するのに1カ月を要したのか。県警は目立った外傷がなかったこと、持病が死因となった可能性を排除できなかったことを挙げた。
元京都府警科学捜査研究所の矢山和宏氏はこう見る。「現場で発見された当時というのは、着衣等に乱れがなかったり、顔面に鬱血や溢血点が認められなかった。アルコールの血中濃度が高かった等によって、一時は病死である可能性も否定できないということで解剖に回されたと思う。(その後)臓器や首の皮下組織を組織検査することによって、窒息という所見を出されたのかなと」。
矢山氏によると、解剖後に行われる組織検査の結果が出るまで数週間から1カ月ほどがかかるという。さらに、警察の検視において病死と思われた場合、解剖はしないとされる。ただし、死因が不明で他殺の可能性があれば解剖に回されるという。
今回、現場の状況から警察は他殺の可能性を排除できないとして動いていたのではとみる。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
鹿児島県鹿屋市で飲食店を営む大隅さつきさんが、自宅において遺体で発見されたのは7月28日のことだった。当初は死因不詳として扱われていたが、遺体発見からおよそ1カ月が経った8月24日、警察は死因を窒息死と発表し、本件を殺人事件と断定した。
事件当時、誰かが訪れたのか、もしくは侵入したのか、それともすでに何者かが家にいたのか。警察は大隅さんの自宅を殺害現場とみている。死亡推定時刻は7月28日の未明から早朝。司法解剖の結果、死因は窒息死だった。県警は「防犯カメラなどの捜査で他殺を裏付けるものがあった。被害者の出入りだけではない第三者の出入りを確認している」という。
ではなぜ、遺体発見から殺人と断定するのに1カ月を要したのか。県警は目立った外傷がなかったこと、持病が死因となった可能性を排除できなかったことを挙げた。
元京都府警科学捜査研究所の矢山和宏氏はこう見る。「現場で発見された当時というのは、着衣等に乱れがなかったり、顔面に鬱血や溢血点が認められなかった。アルコールの血中濃度が高かった等によって、一時は病死である可能性も否定できないということで解剖に回されたと思う。(その後)臓器や首の皮下組織を組織検査することによって、窒息という所見を出されたのかなと」。
矢山氏によると、解剖後に行われる組織検査の結果が出るまで数週間から1カ月ほどがかかるという。さらに、警察の検視において病死と思われた場合、解剖はしないとされる。ただし、死因が不明で他殺の可能性があれば解剖に回されるという。
今回、現場の状況から警察は他殺の可能性を排除できないとして動いていたのではとみる。
(『ABEMA的ニュースショー』より)