生誕200年・没後150年 西郷隆盛を体感 座禅に薩摩琵琶も…小6児童も参加バスツアー開催
📰 全文
来年度、生誕200年・没後150年の大きな節目を迎える西郷隆盛。24日は149回目の命日です。鹿児島市では22日、西郷隆盛のゆかりの地を巡り当時の文化を体験するバスツアーが行われました。(磯脇琢磨アナ)
「鹿児島市中央町のナポリ通りすぐ横にある共研公園。今日は西郷隆盛ゆかりの地を巡り、知る、見るだけでなく体験する特別な旅が待っている」
来年度で生誕200年・没後150年という大きな節目を迎える西郷隆盛。22日はゆかりの地を巡りながら当時の文化を体験するツアーが行われました。
約50人が参加し、29歳のころに住み始めた上之園町の家の跡地や、西郷隆盛や弟・従道の生まれ育った加治屋町などゆかりの地を巡りました。
(KYT鹿児島歴史マスター・岩川拓夫)
「これと同じような形状・サイズ・文字数で作られたのが加治屋町の大久保さんの生誕地とされる屋敷跡。2つをお合わせて建立することで鹿児島の人が西郷・大久保両雄を並べて顕彰していた。西郷さんのみならず、チーム薩摩であの時代走って輝いたことを端々で我々も発信していきたい」
参加者の中で最年少の田㞍真菜さん小学6年生。母親に誘われ、家族3人で参加しました。
(田上小6年・田㞍真菜さん)
「歴史、社会が好き。ちょうど学校で歴史をやってる。歴史を全部知りたいし、それを宅習でまとめたい」
それではいよいよ、ラストサムライバスツアーがスタート。西郷隆盛が生きた時代やその生きざまに思いを馳せながら、次の目的地へ!
鹿児島市岡之原町にある曹洞宗の寺院、直指庵。ここで体験できるのは…座禅です。西郷隆盛や大久保利通らは青年期、曹洞宗の寺で座禅を組んでいました。
磯脇アナも体験。姿勢を正して、呼吸を整えます。
(鎌田厚志住職)
「自分の内側から湧き上がる、せずにいられない、そういう世のため人のためになることが西郷さんの生き方。『風起こらざれば木動かず』、基本は座禅」
西郷さんもこうして心を落ち着けながら、日本の未来について思いを巡らせていたのかもしれません。
(磯脇琢磨アナ)
「座禅初体験でした、雑念入ってしまいましたね。ただ時間は10分程度でしたがあっという間でした。さて、続いて訪れたのはこちら!国道10号沿いにある仙巌園です」
鹿児島市吉野町にある仙巌園で耳を澄ませるのは、鹿児島の伝統楽器「薩摩琵琶」。ゆったりと、時に激しく奏でられるその歌詞は、西郷隆盛の死をしのび、勝海舟が作り上げました。
そして昼食は仙巌園の中にある桜華亭。このツアーのためだけに作られた特別な御膳が振る舞われました。ウナギや豚骨、イカにスイカなど西郷さんの好物ばかりです。
(参加者)
「薩摩琵琶の演奏も日本とは思えないくらい情熱的で、スペインのカルメンのようなすごく情緒豊かで、鹿児島の心を感じることができた」
(参加者)
「最高。帰ってみんなに自慢する」
(田上小6年・田㞍真菜さん)
「楽しい、(したこと)ない経験ばかりだから。知らなかったこともいろいろ知れてよかった」
「知る」だけでなく「体験する」。西郷さんを身近に感じる旅になりました。
鹿児島市では現在、街全体を舞台にさまざまな体験が楽しめる「西郷まちなか博覧会」の秋編が開催中です。センテラスでは11月3日に「西郷どんそっくりさんコンテスト」も予定されています。