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「おやっとさぁ」「元気しちょっけ?」鹿児島弁で会話するAIロボット誕生 消滅危機の方言継承へ
総合 KYT鹿児島読売テレビ

「おやっとさぁ」「元気しちょっけ?」鹿児島弁で会話するAIロボット誕生 消滅危機の方言継承へ

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 「おやっとさぁ」「元気しちょっけ?」鹿児島弁で声をかけてくれるのは、AIロボットです。鹿児島大学の研究グループが鹿児島弁で会話ができるAIロボットを開発しました。どこまで鹿児島弁がしゃべれるのでしょうか?

(岡本善久アナウンサー)
「こちらが、鹿児島大学が開発した鹿児島弁で会話ができるAIロボット『ツン』です。こんにちは!」
ツン「おやっとさぁ」

 9月24日は、西郷隆盛の命日。西郷さんが可愛がった愛犬の名を受け継ぐAIロボット「ツン」。話しかけるとコテコテの鹿児島弁で返事をしてくれます。

(AIロボット ツンとの会話)
「なんで犬なのに、鹿児島弁が上手なんですか?」
「西郷どんのそばで育ったで、耳で覚えもしたっど。犬じゃっどん聞けば慣れっど」

ユーモアたっぷりの受け答えも魅力です。西郷さんについて聞いてみると…

(AIロボット ツンとの会話)
「西郷さんのから我々が学ぶべきことは何ですか?」
「誠実さと、きばっ心、そいに、人を思いやる心じゃっど」

 AIロボット「ツン」は、標準語の音声AI技術をベースに鹿児島弁の音声データを追加学習させることで開発されました。その目的は…

(鹿児島大学総合教育機構共通センター 坂井美日准教授)
「地域の文化財である方言が消滅の危機にあること。50年ぐらいで(方言が)なくなると観測されていますが、その中で方言を話す機会を創出することを目的としています」

 標準語で話しかけても外国語で話しかけても鹿児島弁で答えてくれ、思わず感情移入してしまいます。

(鹿児島大学大学院理工学研究科・高橋哲朗准教授)
「我々はよくスマートフォンでAIとしゃべったりしますけど、実体があるとなお感情移入しやすい。ロボットの形も重要」

 ちょっと早口なAIロボット「ツン」。西郷さんの時代から受け継がれてきた鹿児島弁のバトンを今度はAIが引き継ごうとしています。