安全なまちづくりに協力を 交通安全、希少種の事故防止啓発 奄美市住用町
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鹿児島県奄美市の交通安全母の会住用支部(弓削佳世子支部長)は25日、秋の全国交通安全運動(21~30日)の一環として、同市住用総合支所前の国道58号沿いでドライバーに安全運転を呼び掛ける啓発活動を行った。併せて環境省奄美群島国立公園管理事務所もアマミノクロウサギの事故防止を目的としたキャンペーンを実施。安全なまちづくりや自然環境の保全を訴えた。啓発活動には関係者約30人が参加。奄美署の署員や奄美群島国立公園管理事務所職員、奄美野生生物保護センターのマスコットキャラクターあまくろらが、「みんなの願い 交通安全」と記されたぼり旗や「よーりよーり」などと書かれた吹き出しを掲げて、ドライバーに注意を呼び掛けた。
交通安全母の会のメンバーは、あめや交通安全啓発チラシ、アマミノクロウサギのロードキル(交通事故死)防止を訴えるパンフレットなど、計100部を配布した。
弓削支部長(64)は「地域の高齢者や子どもら守るため、絶対に事故を起こさないという心掛けが広まってほしい」と話した。
奄美群島国立公園管理事務所の鈴木真理子希少種保護増殖等専門員(44)は「奄美大島では、アマミノクロウサギの交通事故発生件数が、昨年の160件を約10件上回るペース。現在、住用町が一番多く発生しており、住民だけでなく、多くの人に注意をお願いしたい」と語った。
アマミノクロウサギの交通事故防止に向けては、奄美大島自然保護協議会を構成する島内5市町村も、それぞれの公用車にマグネットステッカーを貼付し、注意を呼び掛ける。25日は奄美市の安田壮平市長が公用車にステッカーを貼って、ドライバーへの注意喚起をアピールした。