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奄美パーク入館者3・6%増 25年度、12万1千人 一村大回顧展が増加後押し
観光・グルメ 南海日日新聞 👁 4

奄美パーク入館者3・6%増 25年度、12万1千人 一村大回顧展が増加後押し

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 鹿児島県奄美市笠利町の県奄美パーク(宮崎緑園長)がまとめた2025年度の入館者実績によると、中核施設の「奄美の郷」と「田中一村記念美術館」を合わせた総入館者数は前年度を3・6%(4211人)上回る12万1148人だった。24年9~12月に東京都で開催し、29万人が来場した田中一村の大回顧展での同パークのPR効果をはじめ、奄美大島へ寄港したクルーズ船の増加が影響したとみられる。

 25年度の入館者数を施設別でみると、奄美の郷が7万4484人(前年度比4・3%増)、記念美術館が4万6664人(同2・5%増)。24年度に4日間あった臨時休園は、25年度はなかった。

入館者数を月別でみると、最多は3月の1万2040人で、最少は6月の7914人。4月は前年比41・6%増の1万1693人を記録するなど、月間入館者数は6、7、9、12月を除く8カ月で1万人を超えた。

 奄美パーク総務課は入館者数増加について「24年に東京で開かれた田中一村大回顧展の観覧者が、25年1月から6月にかけて奄美パークに来館したことで、年度当初の入館者が増えた。25年度は奄美大島へのクルーズ船寄港回数が増えていることも要因」としている。

 県奄美パークは地域文化の情報発信拠点として、同町節田の旧奄美空港跡地に整備され、01年9月に開園した。25年5月11日には入館者数300万人を突破。今年度は開園25周年を迎えるため、主催行事に「開園25周年」の冠を付けるほか、秋には記念イベントの開催を検討している。

 同パークの田代浩二次長兼総務課長は「県奄美パークは地域文化の発信拠点。企画を充実させつつ周知にも力を入れ、地元の人や観光客が足を運んでもらえるよう努めたい」と話した。