奄美での研修に意欲 県立大島病院の臨床研修医らが奄美市長表敬
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今年度から鹿児島県奄美市名瀬の県立大島病院で研修に取り組む臨床研修医ら13人が23日、同市の安田壮平市長を表敬訪問した。研修医らは奄美大島が抱える地域課題や魅力について安田市長と意見を交換。今後2年間の奄美での研修に向けてそれぞれの意欲を語った。市長表敬は行政との交流や連携の向上、新任医師らの地域理解促進などを目的に昨年始まり、2回目。4月から同病院で医師として臨床研修をスタートした10人と、同病院総合診療科部長兼臨床研修センター長の森田喜紀さんら病院関係者が奄美市役所、県大島支庁、名瀬保健所を訪問した。
訪問では研修医ら一人ひとりが自己紹介し、奄美を研修の地に選んだ理由などを語った。安田市長は市の概要や地域課題について説明し、「奄美市で生活する上で困ったことは」と質問。子育て中の医師からは「雨の日に子どもが遊べる施設がほしい」などの要望があった。
研修医らの年齢は24~28歳(4月1日現在)。夫婦で研修中の岡部沙祐理さん(24)=岐阜県出身=は、「研修後も離島の医療に携わるので奄美でしっかり経験を積みたい」と語り、夫の成太郎さん(28)=出水市出身=は「忙しい中でも妻と2人で奄美の自然を楽しみたい」と笑顔を見せた。
「県立病院群初期臨床研修プログラム~県立大島病院臨床研修センター~」の研修期間は2年間。うち1年以上は島内での研修となり、ローテーションで内科や外科など計7科を巡る。3年目以降は専門研修に移行する。