10連覇!?覇権奪回!?鹿児島中央と鹿児島玉龍のスポーツ交歓会 劇的な幕切れが!
📰 全文
鹿児島中央高校と鹿児島玉龍高校のスポーツ交歓会が行われ、熱戦が繰り広げられました。9連覇中の鹿児島中央と、10大会ぶりの勝利を目指す鹿児島玉龍。勝負は劇的な幕切れとなりました。(選手宣誓)
「正々堂々と競技することを誓います」
鹿児島市の県立体育館などで行われたのは、鹿児島中央高校と鹿児島玉龍高校によるスポーツ交歓会です。1992年から始まったもので、今回は6つの会場で様々な部活動による対抗戦が行われました。鹿児島中央は2025年、9連覇を達成。鹿児島玉龍が覇権を奪回できるかも今回の見どころの1つです。
競技開始の前から、両校のバトルは始まっています。
(鹿児島中央高校・生徒会長)
「それでは第34回、中玉戦盛り上がっていきましょう」
(鹿児島玉龍高校・生徒会長)
「ちょっと待った!今中玉戦と言いましたか?違います。玉中戦です。きょうの試合結果でどっちの名前か決めるのはいかがでしょうか。きょうは玉中戦なのか中玉戦なのか決まる日です」
最初の競技は男子バレーボール。鹿児島玉龍の選手の中で、ひときわ気合の入った選手の姿が。キャプテンの中山寛康選手(3年)です。
(鹿児島玉龍・中山寛康選手)
「あの坊主のボール出している人がお父さんです」
実は中山選手の父は、鹿児島中央高校男子バレーボール部の監督なんです。
(鹿児島玉龍・中山寛康選手)
「ボコボコにしてやりたいと思っています」
一方、父は…。
(鹿児島中央高校・中山育郎監督)
「絶対に負けたくないですね。息子のチームには」
まずは鹿児島玉龍が見せ場を作ります。中山キャプテンのトスから仲間の豪快なアタック。これには相手監督の父もこの表情。1セット目の終盤には、中山選手がサービスエースを決め、最初のセットを鹿児島玉龍が先取します。
続く2セット目、鹿児島中央も見せ場を作り粘りのバレーで食らいつきます。しかし、反撃もここまで。親子対決は玉龍に軍配が上がりました。
(鹿児島中央高校・中山育郎監督)
「やっぱり強かったですね。息子に今日は参ったと言います」
(鹿児島玉龍・中山寛康選手)
「まさか自分のお父さんとネットを挟んでバレーをやるなんてないと思っていたので、変な感じもしましたけどありがたかった)
こうした交流も対抗戦ならではの光景です。
白熱した戦いは、バレーボールだけではありません。剣道や陸上、サッカーなど合わせて14の競技が行われました。ここまでの総合成績は玉龍が6勝、中央が5勝、引き分けが2つ。お互い1歩も譲らず迎えた最終競技は、全校応援の中で行われる野球です。
同点で迎えた9回裏、ドラマが待っていました。鹿児島玉龍がフォアボールとヒットでチャンスを作ります。2アウト1、2塁で迎えるは5番の中村選手。打球はレフト方向に高々と上がり、フェンスオーバー!サヨナラ3ランホームランで鹿児島玉龍高校が勝利。総合成績でも鹿児島中央を上回り、10大会ぶりの優勝を決めました。
(鹿児島玉龍・中村壮甫選手)
「気持ちよかったです。本気で応援してくださって、その声援が力になって打てたホームラン」
全力で戦ったからこそ生まれる青春のドラマ。高校生たちの熱い戦いが鴨池の空を彩りました。