自然遺産5周年もアピール ベイスターズの「奄美デー」 横浜スタジアム
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プロ野球の横浜DeNAベイスターズは4日、横浜市の横浜スタジアムであった対広島東洋カープ戦で「奄美デー」と銘打ったイベントを開いた。鹿児島県奄美市の則敏光副市長による始球式や奄美をPRする映像などで、球場に詰めかけた野球ファン約3万4000人に南国・奄美の魅力をアピールした。球団が以前、奄美市をキャンプ地としてきた縁で毎年この時期に開催しており、今年で13回目。奄美出身者や奄美ファンら約300人も来場し、青空の下で試合を観戦した。球場入り口では、「世界自然遺産登録5周年記念 奄美デー」と書かれた特製うちわ1万5000枚を配布したほか、球場内の大型スクリーンやコンコースで奄美市をPRするCMを放映。市職員がふるさと納税などのパンフレットなどを観戦者らに配布した。
試合前のセレモニーでは、市公式キャラクター「コクトくん」が登場し、大島紬を着た紬美人の宮之原萌音さん(29)と喜界町出身の唄者、牧岡奈美さん(42)がベイスターズの久鬼隆平捕手、カープの矢野雅哉内野手にそれぞれ花束を手渡した。
則副市長(70)は市役所の野球部に所属していたこともある野球経験者。始球式では大きく振りかぶったフォームで見事にストレートを投げ込み、「奄美デーのイベントを続けていただいているのはありがたい。ベイスターズとのつながりを大事にしていきたい。世界自然遺産登録5周年記念としてもアピールできたので、これを機会に訪れる人が増えるとうれしい」と喜んでいた。
家族4人で試合を観戦したベイスターズファンの浅井一希さん(10)=横浜市=は、「母の職場での元同僚が奄美出身の人で、タンカンや切り干し大根などをよく送ってもらっていたので、奄美に興味があった。いつか行ってみたい」と話していた。