梅雨の奄美で震度5強 少しの雨でも土砂災害に注意
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今日20日(水)昼前、鹿児島県の奄美で震度5強の強い揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。梅雨の奄美地方では、この先は雨が続く見込みです。地盤の緩んでいる所では、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。今日20日午前11時46分ごろ、沖縄本島近海を震源とするマグニチュード5.9(速報値)の地震が発生し、鹿児島県与論町で震度5強、鹿児島県知名町で震度5弱を観測しました。この地震による津波の心配はありません。
その他、震度4の揺れを鹿児島県天城町と和泊町で観測したほか、震度3~震度1の地震を鹿児島県と沖縄県で観測しました。
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあるため、気象庁は注意を呼び掛けています。
与論島など奄美地方では、明日21日(木)午後から雨で、週明け25日(月)にかけて雨が続くでしょう。22日(金)~25日(月)は雨脚が強まる見込みです。大きな地震で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。
今年の奄美地方の梅雨入りは、平年より9日早い5月3日ごろでした。梅雨明けの平年は、6月29日ごろです。
大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。