18歳からクレカ作成やローンが可能に…でも忘れないで「成人の契約は原則、自己都合で解約できない」――鹿児島市の専門学校で消費者トラブル防止策を学ぶ講座
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2022年に成人年齢が引き下げられ、18歳からクレジットカードを作ったりローンを組んだりできるようになった。そこで心配なのが若者の消費者トラブルだ。鹿児島医療福祉専門学校(鹿児島市)は14日、消費生活講座を同市の県青少年研修センターで開いた。新入生137人が契約の基礎知識や悪質商法などから身を守る方法を学んだ。講師の県消費生活センター相談員は「成人の契約は原則、自己都合で解約できない」と法的拘束力の重さを強調した。強引な勧誘への対策として、一定期間内なら無条件で解約できるクーリングオフ制度を紹介。メールやはがき(特定記録郵便)で手続きし、証拠を残すよう助言した。
副業・投資詐欺やマルチ商法、クレジットカードのリボルビング払い(リボ払い)のリスクも解説。「必ずもうかる投資話はない。リボ払いは手数料が高く、知らないうちに多額の債務を抱える恐れがある」と警鐘を鳴らした。
受講生は高校を卒業したばかりの10代が中心。中水楓さん(18)は「クレジットカードを作りたいが、リボ払いの話を聞いて怖くなった。おいしい話には気を付けたい」と表情を引き締めた。
同センターによると、2024年度に寄せられた相談は約4300件。うち20歳未満は109件、20代は300件。10代はオンラインゲームの課金、20代は高額報酬をうたうバイトに関する相談が目立つ。
不安を感じたら一人で悩まず、消費者ホットライン「188(いやや)」に相談するよう呼びかける。最寄りの窓口につながり、専門の相談員が対応する。