鹿児島県 KAGOSHIMA熱闘会議 「南3島の連携必要」の意見も 特定地域づくり事業から見る島の将来
📰 全文
【沖永良部】KAGOSHIMA熱闘会議(清藤敏浩会長)の沖永良部島交流会が27日、和泊町中央公民館「まなびぃホール」であった。シンポジウムでは、労働者派遣などを行う特定地域づくり事業に取り組む沖永良部島の事例を基に、島の課題や将来について意見交換。参加者からは、南3島の連携強化を求める意見などが出た。同会議は、地域や異業種との交流を通じて地域経済の活性化などを図ろうと1989年に発足。沖永良部島での交流会開催は7年ぶり。
今回、島内外から23人が参加。台風7号の影響で徳之島と与論島から来島予定だったパネラー2人が欠席した。
「えらぶ島づくり事業協同組合」事務局長の金城真幸さんをパネラーにシンポジウムを開催。事業内容を紹介した金城さんは、日本人農業バイトの課題や問題点として▽個別対応のため事務局の負担が大きい▽趣味やプライベートの時間を優先し残業を嫌う▽労働環境や作業内容についての要求要望が高い――などを挙げた。
また、群馬県や長野県などの農業産地と連携した産地間人材リレーの取り組みを紹介。金城さんは「教育や指導の負担が少ない即戦力として活躍できる特定技能外国人を必要な時期に確保したことで、人手不足の解消と繁忙期の作業効率化に貢献できた」と話した。
参加者からは、島外から労働者を受け入れる場合の住居問題や賃金、来島時の旅費などについて質問が出た。
意見交換では、島の将来について参加者らは「これから人口は減っていく。将来の島のためにみんなで話し合ってほしい」「南3島が観光だけでなく、ほかの分野でも一緒に協力していくべき」などと述べた。