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観察の森、夏の魅力 赤いイトトンボ 日本一小さなキツツキ 鹿児島県
総合 奄美新聞 👁 2

観察の森、夏の魅力 赤いイトトンボ 日本一小さなキツツキ 鹿児島県

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 龍郷町の奄美自然観察の森には、奄美大島の自然が凝縮されたかのように生きものたちが姿を現す。6月30日朝、森の歩道には、数えきれないほどのザトウムシ(座頭虫)が足元をざわつかせていた。

 春の子育て時期には、アカヒゲの澄んだ声が響き、オーストンオオアカゲラ(奄美大島の固有種、国指定天然記念物)が盛んに木を突ついていた。

 鳥たちの子育てはひと段落したようで、カエルとセミがけたたましいほどの声で求愛をアピールする夏の森に変貌していた。

 コツンコツンという小さな音を頼りに見つけたのは、〝森の小さな番人〟リュウキュウコゲラ。日本で一番小さなキツツキだ。

 スズメより少し大きい(約15㌢)体で、巧みに木の中の虫を捕らえる。木や森の健康を保つ大切な存在だというが、何より美しく愛らしい姿が魅力的だ。

 森に数か所点在する池をのぞくと、「連結」(交尾または交尾前の行動)したトンボが、水面で産卵しているかのような動きを見せていた。

 池の淵にある穴には、ヒャンに模様がよく似たヘビが見えた。音も立てず、静かに何かを狙っているかのよう。しばらく見ていると、反対側の穴から別のヘビが現れた。池の生き物たちも大変だ。