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バイオリン、ピアノ演奏届ける 大和村の小中学校で 音色を堪能、楽器体験も 小さな場所からプロの道へ 鹿児島県
スポーツ 奄美新聞 👁 2

バイオリン、ピアノ演奏届ける 大和村の小中学校で 音色を堪能、楽器体験も 小さな場所からプロの道へ 鹿児島県

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 鹿児島県大和村教育委員会は6日、世界で活躍するプロの音楽家を招いた演奏会を同村の大棚小学校、大和小学校、大和中学校で開催した。バイオリニストの鹿嶋静さんと音楽監督、ピアニストのスティーブン・スモールさんが初来島し、クラシックやアレンジ曲などを披露。楽器に触れる体験演奏や講話もあり、子どもたちは音楽の魅力を堪能し、夢をかなえる方法を学んだ。

 鹿嶋さんは宮城県の旧鳴瀬町(現東松島市)出身、スモールさんはニュージーランドのオポティキ出身。2人は2024年から災害支援を目的に、小中学生・高校生らのキャリア教育を兼ねたツアーを実施。奄美大島では、2010年の奄美豪雨の被災地支援とともに、離島ツアーの一環として演奏会を開いた。

 大和小(池上祥一郎校長、児童41人)では、鹿嶋さんがアニメの楽曲でも知られる「さんぽ」を演奏し開演。唱歌「チューリップ」をワルツや中国の伝統楽器「二胡(にこ)」のように編曲。子どもたちは大きな声で合唱し、様々な音色に身を委ねた。

 合奏では讃美歌「アメージング・グレイス」やスモールさんがアレンジした「国直米姉節」を披露。国際色豊かな曲目に教職員たちも大きな拍手を送った。

 講話では、人口が少ない2人の出身地から、「小さな町からプロになる道」がテーマに。5歳からバイオリンを習い始めたという鹿嶋さんは「大学入学後、様々な仲間や音楽に出会い、初めて楽しめるようになった。(練習など)休み休みで良いので少しずつ続けてもらえれば」と語った。 

 海外の交響楽団で指揮も務めるスモールさんは「世界に出て、初めて自分が生まれ育った町の宝に気が付けた。どの場所にもある宝を自分の力にして、様々な場所で活動してほしい」と伝えた。

 バイオリンの体験演奏もあり、4年の直島秀之心君(10)は「ピアノを習い、学校で三味線を弾いているが楽器にも個性があると感じた」と笑顔。「サッカー選手を目指して、コツコツ練習を続けたい」と話した。