織り工目指し4人が入校式 伝統の新たな担い手へ 本場奄美大島紬技術専門学院 鹿児島県
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本場奄美大島紬技術専門学院(校長・黒田康則奄美大島紬協同組合理事長)の2026年度入校式が9日、鹿児島県奄美市名瀬の市産業支援センター会議室であった。今年度は新たに女性4人が入校。2年間にわたって機織りの技術を学び、地域が誇る伝統産業・大島紬の新たな担い手を目指していく。新学院生は、八木祐江さん(43)=山口県出身=、濵崎芽衣さん(18)=奄美市笠利町=、加納麻貴さん(38)=同名瀬=、池水ゆかりさん(58)=同名瀬=の4人。式には、竹田泰典龍郷町長ら来賓のほか、講師の栄夏代さんや在校生、産地関係者ら約30人が出席し、4人を歓迎した。
黒田校長はあいさつで「4人の成長が産地の成長につながる。無理せず一歩一歩技術を習得してほしい」と激励。一人一人に入校証を手渡した。
新学院生は「気が引き締まる思い」「伝統を継承できるように頑張りたい」などと抱負。在校生も「分からないことがあれば遠慮せず聞いてほしい」と笑顔で迎え入れた。
機元一家に生まれ育った池水さんは、子どもの頃から身近に紬はあったが、これまで仕事として関わることはなかった。「修了式の新聞記事で60歳代の人も受けていると知り、受講を決めた。島の伝統文化に携われることはとてもうれしい。夏代先生の下、少しでも難しい紬が織れるように頑張りたい」と意気込みを話した。
同学院は、機織りの技術者養成を目的に1980年に開校。これまで計466人が巣立っている。