「夢をかなえるカメさん」 人気のパワースポット美化 笠利町用、作業中も次々と観光客 あまみ商工会青年部 鹿児島県
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あまみ商工会青年部(田代優大部長)は、全国商工会青年部連合会が企画する、商工会青年部の全国統一事業「“絆”感謝運動」に賛同し9日、鹿児島県奄美市笠利町用の笠利崎灯台近くにある「夢をかなえるカメさん」モニュメント周辺で清掃活動をした。作業中も次々と観光客が訪れ、人気のパワースポットの美化は来訪者の印象をより向上させそう。同事業は、商工会青年部による日常的な地域活動や災害発生時の支援活動などで改めて確認されている「青年部と地域との絆」「全国の青年部間の絆」に対し、再認識と感謝の機会を設けるとともに、今後もその「絆」をさらに強化していくことが目的。2012年度から実施しており、あまみ商工会青年部では場所や時期は異なるものの毎年運動に取り組んでいる。今年度は特に夏場、来訪者が多いことから「縁起がいい場所として人気で、お賽銭(さいせん)も増えており美化を図りたい」とモニュメント周辺での作業になった。
午前9時から始まり、部員と商工会事務局職員の約10人が参加。台風9号の影響でやや風が強く、雲が広がることもあったものの、青空から強烈な日差しが照りつける中、草刈りやごみ拾い、さらにモニュメントを案内する文字で消えかかっている箇所は修正した。参加者からは「きれいにすることで、お賽銭も増えるのでは」との声が上がった。
青年部長になって1年目という田代さん(27)は「部員が6人と少ない。もっと増えるよう青年部の活動によって地域を盛り上げたい」と語った。活動では今回の“絆”感謝運動のほか、あやまる祭りやグラウンドゴルフ大会の運営にも関わっているという。
モニュメント設置は龍宮伝説(ニライカナイ伝説)との関係から。奄美大島最北端の設置場所にはカメにまつわる伝説が残り、龍宮の使者と信じられているという。モニュメント設置で「訪れた方々に幸せがもたらされる」ことを願っているが、「カメの頭にさわると知恵を授かる」「カメに子どもを乗せると元気に育つ」といったご利益がSNSなどを通して広く発信され、観光客にも知られるようになった。お賽銭も増えており、あまみ商工会では26年度から特別会計で「夢をかなえるカメさん賽銭特別会計収支予算書」を設けた。