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奄美大島で見つけた”泊まる目的”になる宿。島で暮らす感覚を味わう2泊3日
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奄美大島で見つけた”泊まる目的”になる宿。島で暮らす感覚を味わう2泊3日

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鹿児島と沖縄のちょうど間に浮かぶ奄美大島。

透き通るような青い海と豊かな森に囲まれたこの島は、2021年に世界自然遺産に登録されたこともあり、近年さらに注目を集めている。沖縄とも少し違う、どこか素朴でゆったりとした時間が流れているのも、奄美大島ならではの魅力だ。「名前は聞いたことがあるけれど、まだ行ったことはない」という人も、きっと多いはず。

そんな奄美大島で、株式会社SANUが展開する宿「SANU 2nd Home 奄美大島1st」に2泊3日で宿泊してきた。先に結論をお伝えすると、奄美大島は2泊3日では足りない! 海も森もきれいで、ご飯もおいしい。気になる場所を回っていたら、あっという間に帰る日になってしまった。この記事では、宿泊した宿の様子とあわせて、実際に訪れて感じた奄美大島の魅力を紹介する。

鹿児島と沖縄のちょうど間に浮かぶ奄美大島。

透き通るような青い海と豊かな森に囲まれたこの島は、2021年に世界自然遺産に登録されたこともあり、近年さらに注目を集めている。沖縄とも少し違う、どこか素朴でゆったりとした時間が流れているのも、奄美大島ならではの魅力だ。「名前は聞いたことがあるけれど、まだ行ったことはない」という人も、きっと多いはず。

そんな奄美大島で、株式会社SANUが展開する宿「SANU 2nd Home 奄美大島1st」に2泊3日で宿泊してきた。先に結論をお伝えすると、奄美大島は2泊3日では足りない! 海も森もきれいで、ご飯もおいしい。気になる場所を回っていたら、あっという間に帰る日になってしまった。この記事では、宿泊した宿の様子とあわせて、実際に訪れて感じた奄美大島の魅力を紹介する。

羽田空港から直行便で約2時間。奄美空港に着いた瞬間、もわっとした南国らしい空気に包まれる。「あ、ちゃんと島に来たな」と一気に実感が湧く瞬間だ。東京から奄美大島への直行便は1日の本数が限られているので、航空券は早めにチェックしておくのがおすすめ。空港近くでレンタカーを借り、宿へ向かう。走ること約15分。道の両側には青い海と濃い緑が広がり、目的地に着く前からすでに気分はかなり上がっている。

今回泊まったのは、5月1日にオープンしたSANU 2nd Homeの新拠点「SANU 2nd Home 奄美大島1st」。SANUは「Live with nature.(自然と共に生きる)」をコンセプトに掲げるライフスタイルブランド。これまでシェア別荘サービスなどを展開してきたが、自然と都市を行き来する暮らしをより多くの人に届けるため、新たな拠点として奄美大島を選んだという。

宿があるのは繁華街から少し離れた静かな場所。近くにコンビニもなく決して便利な立地ではないが、実際に来てみるとその環境こそがこの場所の魅力だと感じる。目の前には海、後ろには森。周りにあるのは自然だけで、普段東京では聞けない波の音や風の音が自然と耳に入ってくる。

到着してまず目に入るのが、高床式になった特徴的な建物。海と森の間にすっと立つその姿は、周囲の風景に溶け込みながらも存在感があって、思わず車を降りる前に見入ってしまった。

地面をコンクリートで覆わず、建物を地面から浮かせる高床式のつくりを採用している。湿気やハブを避けるだけでなく、風や水の流れをなるべく妨げないための工夫だという。

客室はすべて独立型で、一軒家のような設計。海に向かって並ぶ姿も印象的で、どこか集落のような雰囲気がある。

建物は鉄骨と木造を組み合わせた構造で、「Arc(アーク)」と呼ばれるデザインを採用。弧を描く独特なフォルムは見た目のためだけではなく、奄美特有の強い風を受け流すよう設計されているそうだ。さらに、屋根一体型の太陽光パネルと蓄電池を備え、奄美の豊かな日差しで日々の電力をまかなっているという。

客室はSmall(2名)、Medium(5名)、Large(6名)の3タイプ。今回はMediumタイプの部屋に宿泊した。チェックインはオンラインで完結するため驚くほどスムーズ。移動の疲れもあったので、到着してすぐ部屋でひと息つけたのはありがたかった。

そして部屋に入ってまず目に飛び込んでくるのが、窓いっぱいに広がる海。思わず荷物を置く前に景色のほうへ足が向いてしまう。

窓を開けると心地よい風がすっと入り込み、南国と聞いて想像していた蒸し暑さはほとんど感じない。むしろエアコンをつけるのを忘れるほど快適で、到着して間もないのにすでに長居したくなっていた。

部屋の中で特に目を引いたのが、リビングにある掘りごたつ。座っていると足元からふわっと風が入ってきて、「どこから?」と気になって確認してみると、床の一部が開閉できるようになっていた。そこから自然の風を取り込むつくりになっていて、空調だけに頼らず、島の風を活かして快適に過ごせる工夫がされている。

掘りごたつのテーブルの上に置かれていたのは、花瓶と草切りばさみ。スタッフの方から「外に咲いている花を自由に飾ってください」と聞き、せっかくなので外へ出てみることにした。

普段の生活で、道端の花を部屋に飾るなんて機会はほとんどない。最初はどの花を選べばいいんだろうと少し迷ったが、探している時間が意外と楽しい。見つけた花を自分で選んで部屋に飾ると、ただ泊まるだけだった空間が少しだけ自分の場所になったように感じた。

そして、もうひとつ印象に残ったのが、キッチンの充実ぶり。

バルミューダのトースターや炊飯器、食器、調味料まで一通り揃っていて、短期滞在はもちろん長く過ごすにも十分な設備が整っている。今回は外で食事をすることが多く、キッチンの出番は少なかったけれど、次に来るなら近くのスーパーで島の食材を買い込んで、ゆっくり過ごす旅も楽しそうだ。

少し休んだら、さっそく宿のすぐ横にあるビーチへ。

洞窟のような細い小道を抜けると、一気に目の前に海が広がる。何より嬉しいのは、ここが本当に宿のすぐ目の前にあること。朝の散歩でも、夜にふらっと海を見に行くのでも、気軽に足を運べる距離感がいい。

目の前に広がる赤尾木湾は「奄美クレーター」とも呼ばれている。昔、このあたりに隕石が衝突してできたという都市伝説があるらしく、空から見るときれいな円形をしているのだとか。そう聞くと、ただきれいな海というだけではなく、どこか神秘的にも感じられる。

部屋には滞在中ずっと使える水筒やビーチで使える布も用意されているので、気軽に海辺で過ごせるのも嬉しい。訪れたのは4月だったので海に入るには少し肌寒かったが、浜辺でぼんやり海を眺めているだけでも十分気持ちよかった。

海から戻ったら、ビーチ横のシャワーで足を洗う。

洗い場は杉の端材を使って作られているそうで、近づいた瞬間に木の香りがふわっと広がる。海で遊んだ後にただ足を洗うだけの場所なのに、こういうところまで丁寧に作られていて、こだわりが感じられた。

ホテルというと観光の拠点として使うことが多いが、ここは少し違う。予定を詰め込まず、この宿で過ごす時間を楽しむために訪れるのもいいと思う。海を眺めたり、部屋でゆっくりしたり。家のような居心地の良さなので、「寝るためだけの場所」にしてしま