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「出世のために預金のノルマが必要」と嘘をつき交際女性ら3人から6000万円詐取 銀行員を装った58歳男に懲役6年10か月の実刑判決【鹿児島】
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「出世のために預金のノルマが必要」と嘘をつき交際女性ら3人から6000万円詐取 銀行員を装った58歳男に懲役6年10か月の実刑判決【鹿児島】

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銀行員になりすまし、「出世のために預金のノルマが必要」などと虚偽の説明を繰り返して交際女性ら3人から現金約6000万円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われていた58歳の男に、鹿児島地裁は懲役6年10か月の実刑判決を言い渡した。小泉満理子裁判長は「手口は巧妙で極めて悪質」と指摘した。

判決を受けたのは、住所不定の無職・日高洋被告(58)である。

判決によると、日高被告は2017年から2022年にかけて、当時交際していた女性や知人の計3人に対し、銀行員になりすまして「出世のために預金のノルマが必要」などとうそをつき、現金約6000万円をだまし取った。さらに、返金を求めた2人を突き飛ばすなどし、うち1人にけがを負わせたとされる。

7月15日、鹿児島地裁で開かれた判決公判において、小泉満理子裁判長は「手口は巧妙で極めて悪質」「刑事責任は重く、相当期間の実刑は免れない」と述べ、懲役7年の求刑に対し、懲役6年10か月の実刑判決を言い渡した。

約1時間に及ぶ裁判には被害者の女性も傍聴席に座り、時折涙を流す場面も見られた。裁判後、被害者の女性は取材に対し、「警察では実刑にならないと言われたが実刑になった。求刑通りにならず、悔しさがある。これで許されるものではない」と心境を明かした。

日高被告の弁護士は、控訴について「これから検討する」としている。