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9校の代表16人 町政に提言 本会議さながらの「子ども議会」 町当局、本会議体制で真摯に答弁 鹿児島県天城町
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9校の代表16人 町政に提言 本会議さながらの「子ども議会」 町当局、本会議体制で真摯に答弁 鹿児島県天城町

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 【鹿児島県・徳之島】天城町の2026年度「児童・生徒会代表合同研修会(子ども議会)」(町教育委員会主催)が21日、町役場の町議会議場などであった。町内の小学校、中学校、義務教育学校9校(分校含む)の児童・生徒代表16人が参加し、町議会の仕組みや役割を学ぶとともに、本会議さながらに地域や学校生活に関する課題について質問・提案。森田弘光町長や担当課長らは通常本会議対応の陣容で一つ一つ丁寧に答弁した。

 開会にあたり森田町長は、「事前に提出された質問はいずれも真摯(しんし)で、町の未来を考えた内容ばかりだった。すぐに実現できるものもあれば時間を要するものもあるが、一つ一つ誠実に対応していきたい」とあいさつ。論語の「知る者は好む者に如かず、好む者は楽しむ者に如かず」を引用し、「学ぶことを好きになり、楽しみながら身に付けたことは一生の力になる」とも激励した。

 議長は前半を梅澤詩江さん(にしあぎな学園9年=中学3年)、後半は今井瞬さん(天城小6年)が担当。質問は、航空路線の維持・拡大や町営バンガローの設備改善、屋内遊戯施設の整備、通学路の雑草除去やハブ対策、公園整備、台風時の物流・備蓄対策、学校トイレの改修、校舎周辺の排水対策など計16項目にわたった。子どもたちが日頃感じている課題や改善策を提案。当局側は事前通告を基にそれぞれ現状や今後の対応方針を説明した。

 航空路線に関しては徳之島空港の増便や本土との直行便就航を求める声が上がり、主管課長は、航空会社への要請活動を継続するとともに、現行路線の維持を図りながら段階的な路線拡大を目指す考えを示した。

 宿泊学習で利用する町営バンガローについては、二段ベッドの階段の安全性向上や見やすい大型時計の設置を提案。町側はバリアフリー対応施設の利用案内を進めるほか、時計設置についても検討する考えを示した。

 猛暑や台風時でも利用できる屋内遊戯施設の整備や、5月に完成した屋内闘牛場「わいど~む あまぎ」の有効活用を求める意見も。町側は新たな遊戯施設の整備には課題があるとしつつ、わいど~むを活用したハロウィン・イベントなど交流事業の充実を図る方針を説明した。

 このほか、通学路の草刈りやハブ対策、公園整備、学校トイレの洋式化やプライバシー確保、校舎周辺の排水改善など身近な課題についても各担当課が改善に向けた取り組みや今後の方針を説明した。

 子ども議員を体験した岡前小6年の嶺本波瑠君は「わいど~むでは闘牛以外でも町民や島民が交流を深めるようなイベントを増やしてほしい」とも質問。大勢の前で「特に緊張はしなかった。将来の目標は警視庁SP(セキュリティポリス)です」と話していた。