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夏の4勝「心の支えに」 鹿児島大会で快進撃の尚志館・園山叶人主将
スポーツ 朝日新聞 👁 2

夏の4勝「心の支えに」 鹿児島大会で快進撃の尚志館・園山叶人主将

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 (第108回全国高校野球選手権鹿児島大会準決勝 尚志館0―7神村学園=七回コールド)

 七回1死一、二塁。この回に点を取らないとコールド負けだ。尚志館の主将・園山叶人(3年)が打席に向かった。

 この大会、チームは2点差以内の接戦を勝ち進んだ。シード2校を破る快進撃で神村学園に挑んだ準決勝。「試合を重ねるほど強くなる」という手応えを感じていた。

 「初回から攻めていく」を合言葉に、「相手も同じ高校生」と言い聞かせた。初回、1番打者の園山が中前安打を放つと拍手と声援が飛び、気勢が上がった。

 だが、強い思いで立った七回の打席は、遅めの変化球にタイミングが合わず中飛に打ち取られた。試合後、「打ち切れなかったのはすごく悔しい」と唇をかんだ。

 新チームの始動時、主将に立候補した。「勝ちたい」一心でミーティングを増やし、練習中も対話を重ねた。鮎川隆憲監督は「真面目すぎる性格。当初は『こうあるべきだ』を押しつける感じだったが、春以降は自覚と実行力が高まり、行動で示す主将へと成長した」と評価する。

 将来の目標は、父親と同じ、中学校の社会科教師になることだ。「今の時代、大変だからやめておけ」と言われたが、「良い先生になりたい」という思いは変わらない。この夏の4勝は「今後辛いことがあっても心の支えになる」。学校史上タイの4強入りを胸に、歩み続ける。(大村久)

 (第108回全国高校野球選手権鹿児島大会準決勝 尚志館0―7神村学園=七回コールド)

 七回1死一、二塁。この回に点を取らないとコールド負けだ。尚志館の主将・園山叶人(3年)が打席に向かった。

 この大会、チームは2点差以内の接戦を勝ち進んだ。シード2校を破る快進撃で神村学園に挑んだ準決勝。「試合を重ねるほど強くなる」という手応えを感じていた。

 「初回から攻めていく」を合言葉に、「相手も同じ高校生」と言い聞かせた。初回、1番打者の園山が中前安打を放つと拍手と声援が飛び、気勢が上がった。

 だが、強い思いで立った七回の打席は、遅めの変化球にタイミングが合わず中飛に打ち取られた。試合後、「打ち切れなかったのはすごく悔しい」と唇をかんだ。

 新チームの始動時、主将に立候補した。「勝ちたい」一心でミーティングを増やし、練習中も対話を重ねた。鮎川隆憲監督は「真面目すぎる性格。当初は『こうあるべきだ』を押しつける感じだったが、春以降は自覚と実行力が高まり、行動で示す主将へと成長した」と評価する。

 将来の目標は、父親と同じ、中学校の社会科教師になることだ。「今の時代、大変だからやめておけ」と言われたが、「良い先生になりたい」という思いは変わらない。この夏の4勝は「今後辛いことがあっても心の支えになる」。学校史上タイの4強入りを胸に、歩み続ける。(大村久)