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鹿児島県の奄美博物館で大学生が学芸員資格目指し実習、資料デジタル化など学ぶ
総合 奄美新聞 👁 1

鹿児島県の奄美博物館で大学生が学芸員資格目指し実習、資料デジタル化など学ぶ

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 学芸員の資格取得を目指す大学生らの博物館実習が、奄美市名瀬の奄美博物館で始まっている。大阪と沖縄から〝学芸員の卵〟2人が参加し、実習やフィールドワークを通じて島の歴史や文化、地域と触れ合っている。

 実習生は、琉球大学国際地域創造学部4年の岩崎小桃さん(21)と、追手門学院大学文学部3年の髙畑閃(きら)さん(20)の2人。期間は10~21日で、資料の整理や博物館の展示、調査研究などを同館で学び、郷土館視察や講演、金作原散策などのフィールドワークを通じて、博物館の地域連携などを実際に経験している。

 17日の午後は、同館の喜友名正弥学芸員から同館が所蔵する資料のデジタル化業務について学んだ。2人は保管室から『南島雑話』の写本や著者の名越左源太にまつわる古文書などを引っ張り出して、一つ一つをデジタルカメラで撮影。出力したシールで資料をナンバリングしたり、書籍名やその内容、保存状態などの分類を文章で記したりした。

 髙畑さんは、これまで全く知らなかった奄美の文化を学ぼうと同館を選択した。「琉球と薩摩の両方を持つ魅力的な文化。地域交流など館内の中だけではできない面白い仕事で、(とりあえず資格をと考えていた学芸員についても)興味は出てきた」と話した。

 奄美市名瀬出身で伊津部小学校卒業生の岩崎さんは、古里の文化を深く知りたいと思い同館へ応募。「沖縄のことを学ぶことで、奄美も知りたくなった。いずれは島に戻ってこういった仕事にも携わることができれば」と思いを話していた。

 指導にあたった喜友名学芸員は「業務だけでなく学芸員がどういう人とどのように関わっているかも見てほしいい。実社会で生かせる仕事も多く、2週間しっかりと学んでほしい」とエールを送っていた。

 同館は、学芸員資格の取得を目指す大学生らの実習を2006年度に開始。毎年、受け入れを続けている。