台風24号が沖縄・奄美に接近へ 前線に影響、全国各地で大雨の恐れ
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台風24号(クロヴァン)は2日、日本の南の海上をゆっくりと北上している。4日にかけて沖縄や奄美に近づき、その後は動きが遅くなり、九州の南をゆっくりと南東方向に進む。東日本や西日本では3日夜から前線が停滞し、台風や高気圧から暖かく湿った空気が流れ込むため、東北から沖縄の広い範囲で、長期間大雨になる恐れがある。気象庁は「台風から前線に湿った空気が流れ込む大雨の典型的なパターンだ」として、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫(はんらん)に警戒を呼びかけている。
■「レベル5大雨」の可能性も
気象庁によると、全国各地で3~7日の間に警報級の大雨となる可能性がある。特に北陸では3日午後、近畿では3日夜~4日午前に、警報級の大雨となる可能性が高い。南下した前線が停滞することで3日夜から同じような気圧配置が続くため、総雨量がかなり多くなる恐れがあるという。
気象庁天気相談所の永山隆治所長は「レベル5大雨特別警報が出る可能性もゼロではない」としている。
24時間降水量は多いところで、3日午後6時までに東海で150ミリ、北陸、四国、九州南部、奄美で120ミリ。4日午後6時までに四国で300ミリ、九州、奄美で200ミリ、東海、近畿で150ミリ。5日午後6時までに近畿、四国、九州南部で200ミリ、東海、奄美で200ミリ。
■台風自体はあまり発達しない見通し
台風24号は2日午後3時時点で、日本の南をゆっくりと北上しており、中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。3日に南大東島、4日に奄美に近づいた後、5日以降は九州の南で進路を南東方向に変え、ゆっくりと進む見通しだ。
ただ、気象庁は台風自体はあまり発達しないとみており、台風が前線に影響を与えることで降る大雨の方が、より厳重な警戒が必要だという。(根津弥)