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鹿児島県 沖永良部台風から49年 災害の発生に備える 和泊町で研修会や避難訓練実施
自然・火山 奄美新聞 👁 1

鹿児島県 沖永良部台風から49年 災害の発生に備える 和泊町で研修会や避難訓練実施

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 【沖永良部】9月9日を防災の日に定めている和泊町で9日、災害ボランティアセンター設置運用研修会や避難訓練が行われた。参加者らは、災害が発生した場合の対応や被災者支援について考え、地域の防災力向上に努めた。

 同町では、1977年9月9日に襲来した「沖永良部台風」の記憶を風化させないよう、同日を「防災の日」に定めている。

 災害ボランティアセンター設置運用研修会は、災害時のネットワークや支援体制の構築を目的に、同町社会福祉協議会が開催。社協や消防団、地域女性連絡協議会などの団体から約50人が参加した。

 最初に県社協長寿社会推進部・ボランティアセンター部長兼所長の池下真也さんが講話。災害ボランティアセンターについて「被災者の生活再建のためにボランティアの力を届ける仕組み」と述べ、運営のポイントとして「災害の規模や状況にあわせて見直しや創意工夫することが大事」とした。

 模擬訓練では、ボランティア希望者の受け付けや支援ニーズとのマッチング、資器材の貸し出しなどの流れを確認した。訓練終了後の意見交換では、ボランティア役を務めた参加者から「支援ニーズをしっかり確認する必要がある」「支援ニーズが分かっていれば、事前に必要なものを準備できたかもしれない」などの意見が出た。

 訓練で運営スタッフ役を務めた中山栄一さん(51)は「自分の役割をこなすことで精いっぱいになってしまった。ボランティアや被災者のことを考えて動けるようになりたい」と話した。

 同日午後5時からは、住民主体による避難訓練が町内全域で実施された。震度7の地震が発生したとの想定で行われ、防災無線による避難指示の合図で訓練が始まった。

 住民らは安全を確認しながら歩いて各集落の公民館へ移動。避難経路には地域の消防団員らが待機し、歩くことが難しいお年寄りを車イスに乗せて公民館まで運ぶ姿も見られた。訓練では、避難テントと避難ベッドの設置体験も行われた。