軽快な島口と「ひぎゃ節」楽しむ 奄美十五夜唄あしび 鹿児島県奄美市
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鹿児島県奄美市の自主文化事業「奄美十五夜唄あしび」(奄美市開発公社主催)が12日夜、同市名瀬の奄美川商ホールであった。瀬戸内町油井出身の唄者ら5人が出演し、奄美南部に伝わる島唄を披露。約100人の観客が訪れ、演者による軽快な島口の語りと唄あしびを楽しんだ。イベントは奄美群島の日本復帰40周年を記念し1993年から開催。昔ながらの「唄遊び」を再現し、集落や団体、伝統文化を紹介することなどが目的。今年は「油井から届ける、ひぎゃぬ唄心」をテーマに、重望臣さん、池田哲也さん、岡野弘明さん、米田みのりさん、義永陽子さんが歌声を届けた。
ステージは「朝花節」に始まり「くるだんど節」、「諸鈍長浜節」、「朝顔節」など計12曲を披露。会場にはハト(指笛)や手拍子の音が響き、演目の合間には、出演者が互いの何げない出来事を語って観客の笑いを誘う場面も。最後は六調で会場が一体となった。
出演者の岡野さんの息子で、同町油井から来場した岡野浩也さん(48)は「(舞台に立つ父を)見ていて緊張したが、なじみのある三味線を聴くことができてよかった。会場の雰囲気も相まって楽しい時間を過ごせた」と笑顔を見せた。