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鹿児島県 徳之島きびまつり芸能・闘牛・大抽選会 製糖終了、癒やしの歓声響く
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鹿児島県 徳之島きびまつり芸能・闘牛・大抽選会 製糖終了、癒やしの歓声響く

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 【徳之島】製糖終了を祝う「第11回徳之島きびまつり」(同島3町ハーベスターイベント実行委員会主催)が19日、伊仙町目手久の徳之島なくさみ館で開かれた。サトウキビ生産農家や関係機関・団体、島内外からの来場者など約2千人が訪れ、約4か月に及んだ収穫・製糖期の労をねぎらい合うとともに、来期への増産意欲を新たにした。

 同まつりは、収穫・管理作業を担う受委託組織「徳之島ハーベスター組合」(3町計97集団)が連携し、「生産農家の労をねぎらい、キビ作農業に元気を与える」ことなどを目的に毎年開催。新型コロナ禍の影響で3年間中断したが、3年前に再開し11回目を迎えた。徳之島さとうきび生産対策本部の共催協力のもと実施され、抽選券付き入場券の購入者以外は無料開放された。

 同島大型工場(南西糖業)への今期(2025/26年期)の原料キビ搬入は昨年12月10日に始まり、今月12日に終了。同大型2工場への搬入量は計19万5114㌧で、前期比2万3670㌧増と大幅に伸び、過去10年で2番目の「豊作」となった。

 会場では「さとうきびは島を守り!島のサトウキビは俺たちが守る!」のスローガンが掲げられ、午前11時、小中高生で構成するミュージカル組織「結シアター手舞」による「うぎ節」(うぎ=キビ)のオープニングダンスで開幕。開会行事では行政やJA、製糖会社関係者らがあいさつし、生産量20万㌧達成や機械化推進、後継者確保への決意が語られた。

 人気の「なくさみ大会」(闘牛大会)では若手牛3組が登場。中でも沖縄で4連勝を収めてトレードされ〝全島一クラスの実力〟と評判の巨漢牛(約1・2㌧)「琴龍王」(面縄)が圧巻の秒殺勝利を見せ、会場を沸かせた。ステージでは島内団体による演奏や舞踊、三沢あけみさんの歌謡ショーも行われ、「島のブルース」など懐かしの名曲が観客を魅了した。

 締めくくりの大抽選会では、旅行券や農機具、ドローン、「きび植付券」など計245本が用意され、最後まで熱気に包まれた。

 製糖期を終えた島に、笑顔と活気が戻った一日となった。