鹿児島県外から鹿児島市に支援制度を利用して移住、4年で1227人…コロナ流行期から急増し目標の2倍以上に
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2022~25年度の4年間で鹿児島市の移住制度を利用し、鹿児島県外から同市に移り住んだ人が1227人となったことが同市のまとめでわかった。22年度から5年間で600人とする目標値の倍以上となるハイペースで、市は新型コロナ禍で地方移住への関心が高まったことが背景にあるとみている。(関理一郎)市ふるさと納税・シティプロモーション戦略課によると、国の地方創生事業に合わせ、市は16年度から移住施策を始めた。当初は年間で20~30人程度だったが、新型コロナウイルスの流行が本格化した20年度から移住者が急増。リモートワークの普及などで地方への関心が高まったためで、同年度は121人と100人を超えた。ここ数年は200~300人台で推移し、24年度には最多の355人、昨年度は270人だった。
地域別では、21年からの5年間で、1都3県の東京圏が280世帯と最も多く、鹿児島県を除く九州が110世帯と続く。県出身者がUターンで戻ってくるケースも多いという。
市は移住促進の関連予算として、今年度一般会計当初予算に約2000万円を計上した。移住支援コーディネーターが相談対応したり、イベントに出展したりして、移住者の確保に努めてきた。
国の補助金を活用した支援金も用意し、東京23区から移住する人らには単身世帯に60万円、2人以上の世帯には100万円を支給しているが、今年度はすでに予算の上限に達し、募集を停止した。39歳以下の転入者に5万円、18歳以下の子どもがいる世帯には10万円を支給するなどの制度も設けた。
市の人口は13年の60万7000人をピークに減少が続き、今年8月の推計人口は57万6000人。市は31年度までにさらに約1300人の移住を目標とする方針で、同課の安永めぐみ課長は「若者が進学や就職時に市外に出るケースが多い。移住者を増やし、市の人口を確保できるようにしたい」と話している。