奄美島うたのど自慢大会 一部福田順之さん、二部伊藤玄さん優勝 平浩二さんらゲストも多彩
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【東京】関東奄美夏まつり「第13回奄美島うたのど自慢大会ⅰn Tokyo」(主催=東京奄美文化交流協会・奄美島うたのど自慢実行委員会)が8月29日、目黒区の目黒区民センターホールで約400人を集め開催された。第一部「シマ唄の部」には18組がエントリー、龍郷町出身の福田順之さんが「花染め節」を熱唱し優勝。17人が競った第二部の「奄美歌謡・ポップスの部」では、愛知県出身の奄美2世・伊藤玄さんが「加計呂麻慕情」で優勝した。「思い切りできましたね。この大会はシマ唄好きな人と出会えるのが、いつも楽しみなんです」。そう語ったのは、シマ唄の部グランプリに輝いた福田さん(81)。参加者では11回目となる最多出場。「シマ唄は『半学』と言われるように、いろんな学びがあります。その意味をかみしめ『花染め節』を選んだ。結果も最高でした」と喜びもひとしお。一方、会場に若さを響かせて第二部を制したのは、出場2回目の名古屋市から参加した伊藤さん(25)。「ちょっと緊張した」というが「家族、親戚の応援で歌えました。祖母が前回歌った曲での挑戦で、とても好きな曲です」と満足気に振り返った。
全出演者にエールを送るよう多彩なゲストもステージを飾った。奄美2世の平浩二さんは、大ヒット曲「バス・ストップ」や数々のヒット曲を披露。ステージを降りて客席でも熱唱した。ほか、牧岡奈美さん、森田美咲さんがシマ唄を。屋宮弘孝さん、久永さとみさんも自身の曲を歌い上げた。「エメフラ東京」によるフラもあった。
惠原義之審査委員長は「シマ唄、ポップスともに充実していた。来場者は楽しめたと思う」と講評した。興奮と感激の表彰の後は、六調でフィナーレとなった。足立区の60代女性は「古里を懐かしく思い出し、楽しめましたね」と笑顔だった。
会場を大きな拍手で沸かせ、ハト(指笛)を呼び込んだ入賞者は次の通り。敬称略、()内は出身地。
第一部=優勝・福田順之(龍郷町)、準優勝・林俊二(沖永良部島)、3位・折原誠司(千葉県)、敢闘賞・松林茂徳(住用町)▽第二部=優勝・伊藤玄(愛知県)、準優勝・篠原僚成(香川県)、3位・田中眞代(東京都)、審査員特別賞・山下陽稔(千葉県)