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台風外れ安堵 SWたけなわ、行楽地に人出 奄美群島
観光・グルメ 南海日日新聞 👁 3

台風外れ安堵 SWたけなわ、行楽地に人出 奄美群島

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 2026年のシルバーウイーク(SW)は21日、5連休の中日(なかび)を迎えた。鹿児島県奄美群島では先週前半まで台風25号の影響が懸念されていたが、その後に進路から外れたことで、群島内の観光関係者らも安堵(あんど)の表情。好天に恵まれた行楽地では、観光客や地元住民らの笑顔や歓声が広がった。

 7月に開館から4年を迎えた奄美市住用町の「奄美大島世界遺産センター」には、多くの来館者が訪れ、興味深そうに展示内容に見入っていた。

 同センターによると、SW初日の19日は、通常の週末とほぼ変わらない客入りだったが、20日から人出が増えた。センターのスタッフは「台風が来ると、どうしても人の入りが減ってしまうため、外れてくれてほっとしている」と話した。

 沖縄県から3泊4日の日程で来島した喜多久美子さん(50)は「沖縄にない、マッコウクジラの観察ツアー(スイム)に参加したくて息子と2人で来た。直前までスマートフォンのアプリで台風の動向を何度も確認しながら、複数の旅行プランを立てていた。無事に来られ、ひと安心」と笑顔を見せた。

 同市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館は連休中、多くの観光客や家族連れでにぎわっている。同市名瀬在住の妹を訪ねて東京都から初めて来島したという山下尚美さん(51)は、「出発前から台風の動向を心配していたが、好天が続いていてうれしい。17日から加計呂麻島ドライブ、カヌー体験、ナイトツアーと、奄美を満喫している」とほほ笑んだ。

 同町で夫と共にカフェ・観光農園を営む林あすかさん(42)は、「今年はお盆の書き入れ時に台風の影響が大きかった分、シルバーウイークに取り戻したような形。後半も好天が続きそうでありがたい」と話していた。

 気象庁によると、奄美地方の降水確率は22日10%、23日20%。奄美市名瀬の気温は22日が最高29度、最低25度。23日は最高31度、最低23度の予報となっている。