消費量6.1%減「コメ離れ」のなか鹿児島市役所の地下食堂で“ご飯大盛り無料”
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“令和のコメ騒動”真っ只中の25年度のコメの消費量が、前年度と比べて6.1パーセント減少したことがわかりました。「コメ離れ」が進んでいるとも言われる中、ご飯大盛り無料のキャンペーンを始めた食堂も――。18日、鹿児島市役所を訪ねると。
(記者)
「こちら、地下食堂の入り口には、ご飯大盛り無料の文字がある」
市役所内にある地下食堂。職員だけでなく一般客も利用できる人気の食堂です。18日から今月22日までの5日間限定で始まったのは、ご飯大盛り無料のサービス。物価高の給料日前、財布にやさしく、おなかを満たしてもらおうと企画されました。
(店員)
「さらに大盛りにできるんですけどしますか?」
多くの客が、サービスを利用していました。
(客)
「今日は、婚姻届けを出しに来た。大盛りにしました。お腹すいたので待ち時間が長くて」
(客)
「お金がかかるか最初聞いたが、無料というから大盛りにした。ご飯は今高いから、食べるだけ食べようかなと」
こちらの食堂では、1日に約15キロのコメを使うそうですが、18日は通常よりも5キロ多い、20キロのコメを準備したということです。
(鹿児島市役所地下食堂・橋口仁店長)
「物価高の中、客も苦労しているところがあると思うので、大盛りを楽しんでもらえればと思う」
2024年から去年にかけ、店頭からコメが消え価格が高騰した“令和のコメ騒動”。スーパーでの販売価格は年明けに5キロ4416円と過去最高値に。しかし、それ以降は下落傾向にあり、最新の価格は3742円となりました。コメを取り巻く状況が目まぐるしく変わる中、こんな調査結果が。
コメの業界団体が調査した、コメの消費量の推移です。2025年度のコメの消費量は1人1か月あたり、平均で約4435グラムで、前年度と比べて6.1パーセント減少しました。農林水産省によると、コメの価格が高騰したことなどが要因の1つだと考えられるということです。
「コメ離れ」とも言われる中、鹿児島市役所の地下食堂で始まった「ご飯大盛り無料」のキャンペーン。ご飯のおいしさを改めて感じられる機会になりそうです。