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鹿児島県 世界遺産クイズで館内探検 マングース根絶の歴史に関心 大和村・野生生物保護センター
観光・グルメ 奄美新聞 👁 2

鹿児島県 世界遺産クイズで館内探検 マングース根絶の歴史に関心 大和村・野生生物保護センター

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 「奄美・沖縄世界自然遺産の日」の26日、奄美群島内の関連施設ではさまざまなイベントが催され、登録5周年となる記念すべき日をにぎやかに祝った。希少生物の保護増殖事業を担う大和村の環境省奄美野生生物保護センターでは、館内を探検気分で回る「記念クイズ」を実施、動物の生態や生物多様性を学ぶ機会を創出した。

 2000年に環境省の施設として開所した保護センターは、希少野生生物や生態系の調査・研究の拠点。はく製展示や昆虫標本も豊富で、鳥や動物の鳴き声を聞き比べすることもでき、五感で自然を感じることができる特徴的な施設となっている。

 この日も観光客を中心に多くの来館者があり、ほとんどが「世界自然遺産クイズ」に挑戦した。子どもたちは、「オオトラツグミの巣材はなに?」(答えは「苔」=コケ)「ケナガネズミのしっぽの色は?」(答えは白)といった難問に、目を輝かせながら館内を巡った。

 鹿児島市の中学2年、岡谷明翔(あきと)君(14)は「島の生きものや生態をじっくり観察できた。ケナガネズミの大きさに驚いた」と満足そうに話した。

 新潟県から家族で旅行中の小学6年、嘉納瑛人君(12)と同4年の弟、慶君(10)は「マングースを根絶した歴史が紹介されていて興味深かった。長く滞在するので、クロウサギやムラサキオカヤドカリも見に行きたい。島を満喫したい」と意欲的だった。

 19年から3年間、龍郷町の秋名小学校に赴任していたという鹿児島市の槻木(つきぎ)博之さん(55)、順子さん(53)夫妻は、「赴任した日に秋名で見た大きな鳥が、標本で飾ってあった。多分、(奄美にまれに飛来する)コアホウドリで間違いないと思う。8年前の謎が解けた」と笑顔を浮かべた。

 この日は、徳之島と奄美大島にある世界遺産センターでも記念イベントが開催された。自然素材を活用しトートバッグやマスコットキーホルダーを作るワークショップには、順番待ちの列ができるなど、群島は一日中活気であふれた。