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鹿児島県 怒涛・繊細の鼓動で魅了 地元青少年らも共演 第3回「ユイの島で結ぶ太鼓祭りin徳之島」
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鹿児島県 怒涛・繊細の鼓動で魅了 地元青少年らも共演 第3回「ユイの島で結ぶ太鼓祭りin徳之島」

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 【徳之島】第3回「ユイの島で結ぶ太鼓祭りin徳之島」(実行委員会主催)は2日の昼夜2回、徳之島町文化会館であった。九州を拠点に国内外で活動する「和太鼓集団 打賊 野武士」(福岡県)と「あくね太鼓・響流(コール)」(阿久根市)をメインに、地元の芸能文化団体・個人も出演。迫力にあふれた演奏で約千人の観客を魅了し、「ユイ(結い)の心」の絆を確かめあった。

 同太鼓祭りin徳之島は2016年と17年に開催後、新型コロナウイルス禍などの影響で中断していたが、9年ぶりに復活。「あくね太鼓・響流」代表で実行委員長の牧尾正臣さん(56)は「徳之島に古くから受け継がれてきた尊いユイの心が一つになった。太鼓の響きには人の心を震わせ、笑顔を生み、世代や地域、文化の違いを超えて人と人を結ぶ力がある」と再開催への思いを語った。

 公演は午後1時30分と同5時30分開演の2部構成。「もっと阿久根市を盛り上げたい」との思いで結成から26年を迎えた「あくね太鼓・響流」は、大人から子どもまで幅広い世代が息の合った多彩な演奏を披露。一方、侍・魂・神仏・戦をコンセプトに、刀をバチに持ち替えた独創的な和太鼓パフォーマンスで国内外を巡る「打賊 野武士」は、力強さと繊細さを兼ね備えた演奏で会場を熱気に包み、再び徳之島のファンを魅了した。

 地元からは、中高生らによる島口ミュージカル「結シアター手舞」をはじめ、南洲エイサー、黒潮太鼓、徳之島闘牛太鼓など昼夜2公演合わせて8団体・個人が出演。フィナーレでは出演者全員が心を一つに「ワイド節」を歌い踊り、盛大な拍手の中で幕を閉じた。

 観客の岡山千恵美さん(60代)は「今回も感動した。語り掛けるような和太鼓の音色の違いや特徴もよく分かった。遠方から来ていただき本当にありがたい。この鼓動が熊本地震の被災地にも届いてほしいという思いになった」と話した。

 牧尾代表は「徳之島の人々の真心や優しさ、島の自然や力強さに深く感動した。昔ながらの人の温もりが残る場所だと思う。オリンピックのように4年に1度は訪問交流を続けていけたら」と、今後の継続開催への期待を語った。